この地に引っ越してきて、最初に迎えた新しい家族だったのです。ずっと以前から犬との生活を夢見ていました。6週間で親犬から引き離され、全く知らない地に連れてこられたのです。人間本位で、考えれば惨いことです。
それから17年、家族の1人として過ごしました。どこへ行くのも一緒、寝るのも一緒。拗ねたり、焼きもちを焼いたり、悪さをして気を引いたり、ムサシは人間でした。
しかし、自然の摂理には逆らえず、人の一生の数分の一で旅立ってしまいました。
ご近所の方が羊毛フェルトで、ムサシを作って届けてくれました。パディと一緒に作ってくださったのです。どちらも良く似ています。今は天国で一緒に遊んでいることでしょう。
ムサシが首を傾げるしぐさにそっくりです。毎朝登る旗振山へ家内のリュックに入れて連れて行ってやりました。写真の横に飾ります。
0 件のコメント:
コメントを投稿