昨日久しぶりに六甲山を歩いてきました。
JR甲南山手駅からスタートして魚屋道を登ります。昔灘の浜で採れた新鮮な魚を有馬温泉まで運んだという道です。天秤棒で樽を担いで運んだのでしょう。車や鉄道の無かった時代ですから大変だったでしょう。
稲荷神社を過ぎ、甲南女子大の横を通り山に入ります。蛙岩~風吹岩と登ってゆきます。風吹岩では大きな猪に出合いました。登山者の食べ残した食物をあさっていました。
芦屋CCの中を抜けて雨ケ峠~本庄橋跡へ。立派な堰堤が作られていました。ここから山頂まで急勾配です。汗を拭き拭き、やっと3時間で一軒茶屋に到着。お疲れ様でした。
ここから魚屋道をそのまま有馬へ向かうか、縦走コースを宝塚へ向かうか迷いましたが、まだ13時30分なので、人の行かない方へ行こうと思って宝塚へ向かうことにしました。ほとんどの人は有馬へ降りて温泉に浸かるのです。
ここからはだらだらした道を15㎞下って宝塚に到着です。ほとんど人に会いません。山の声を聴きながら黙々と歩くのみです。樹木や笹の中を歩くので景色も見えず、あまり楽しい歩きではありません。
3時間で宝塚に到着。川べりの温泉施設で疲れを癒しました。この温泉施設は金泉、銀泉の両方の風呂があり、有馬温泉と同等の楽しみが出来ました。下着やシャツの着替えを持って来ていたので、さっぱりした気分で帰路に着くことが出来ました。
家に帰ってきて休肝日だったのですが、特別にビールで乾杯。お酒を飲みながら山の話を家内に聴かせました。気が緩んだのか、しばらくすると左脚が痛くなり、熱まで出て震えが来ました。若い頃はこんなことなかったのに…。
しばらく休んで、足を引きずりながら床に着きました。年寄りの冷や水と言われそうですが、久しぶりに清々しい、楽しい一日でした。
今朝のアグリの散歩は家内に行ってもらいました。
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