2020年5月31日日曜日

タケノコ、今が最盛期です

タケノコを沢山頂きました。


タケノコと言っても竹の種類によって時期も食感も様々です。孟宗竹は3月頃に出回り、太くて柔らかく、料亭等で出されるものです。頭がちょっと出たくらいで地下部分を掘り出します。


今ニョキニョキと生えてくるのは真竹、淡竹です。これは地上に出て来た部分を切り取ります。真竹は下部の節の部分に黒い斑点が出て、その部分は固いので削り取ります。淡竹は柔らかく米糠で茹でて灰汁抜きをしなくてもそのまま料理できます。


頂いたのは真竹と淡竹です。早速茹でて灰汁抜きをし、わかめと一緒に炊いたりタケノコご飯にして頂きました。この時期にしか味わえない春の味覚です。食べきれないので、ご近所にお裾分けをしたりして、初夏を味わってもらいました。


それでも余ったタケノコを瓶詰にしました。2年前にも詰めたのがあり、先日食べてみましたが、新しい筍よりも美味しいような気がしました。熟成したのでしょうか?2年間も持つとは驚きです。年末のおせちに使えそうです。


この様な季節の味覚は一時のものですが、瓶に詰めて保存できれば年中味わうことが出来ます。椎茸も干して保存しています。切り干し大根も作りました。先人の知恵は大したものです。自分でやってみないと解かりません。

2020年5月28日木曜日

散歩の楽しみ

アグリとの毎日の散歩。毎日、毎日、朝、夕、よく歩くことです。天気が悪くて嫌だなあと思うこともあるのですが、アグリにとっては適度の運動と、ウンチ、おしっこの大切な時間です。


今頃の時期は気候も良いし、空気も澄んでいます。あと半月もすれば梅雨入りです。


散歩の途中に楽しみがあります。街路樹のサクランボです。園芸種ではないので、小さいのですが、小さい緑の実が、赤く膨らみ、黒くなれば食べごろです。口に含めば少し苦くて甘い独特の味がします。




紫色の汁が手や服に着くと、なかなか落ちません。気を付けて食べないと。ポリフェノールが多そうです。目に良いと言ってブルーベリーのサプリメントを飲んでいる人を知っていますが、サクランボも負けないのでは?


また、グミにも出会います。もう少し赤色が濃くなるとさらに美味しいのです。ビックリグミという大きな実を付けるのもあります。



桑の実も今が盛りです。昔は桑の木はあちこちにあったのですが、養蚕が廃れてから見るのが少なくなりました。
家内の姉の家には桑の木があります。昨日朝採りの実を届けてくれました。艶やかに色付いた甘いマルベリーです。道端で食べるのとは大きさも味も違います。


散歩の途中のあちこちで赤黒く実った木の実を食べています。食べた後は種をプッと飛ばします。まるで野鳥のようです。アグリの野性がうつったのかな? いやいや、子供の頃からそうでした。

2020年5月23日土曜日

緊急事態宣言解除後の生活

21日に兵庫県の緊急事態宣言が解除されました。長い一月半でした。


しかしまだ生活は元に戻っていません。私の通っているプールも家内の通っている陶芸教室も閉まったままです。クラスターの起きそうな場所だからというのです。



散歩や買い物で出会う人たちもまだマスクを付けています。私は散歩のときは付けていませんが…。2波、3波を避けるためにも、様子を見ながら徐々に戻りましょう。外出も出来るだけ控えています。




その間に庭の野菜が大きくなりました。レタスがとう立ちして、大変な大きさになっています。種から育てたのですが立派に育ちました。


ここには昨年同様ゴーヤを植えるつもりです。ゴーヤはまだ発芽したばかりですが、定植するまでにレタスを食べ尽くさないと。毎日、朝、昼、夕食に食べて、繊維質を食べ過ぎて、家内はお腹の調子が悪くなったと言っています。




レタスが美味しかったので、第2弾を用意しています。暑くなるとナメクジや虫が増えますが、共存して育てています。トマトの苗も植えました。今年はトマトトーンを噴霧して沢山収穫するつもりです。




昨年の秋に食べるために大玉のニンニクを買ったのですが、気が変わってレタスの横に植えてみました。大きくなって、腰くらいの高さまで育っています。葉が枯れたら収穫です。どれくらいの球根が入っているか楽しみです。







2020年5月12日火曜日

母の日のプレゼント

先日の母の日には、息子夫婦からカーネーションの花束が贈られてきました。息子の勤務する病院も大変な状況にあるため、感染を用心して帰って来ることができないのです。

どうか無事で乗り切ってくれることを願います。


昨年は家族全員集まってバーベキューをしたのに、今年はステイ・ホームです。仕方ありません。


娘夫婦は手作りケーキと手作りマスクを持って来てくれました。もねもお爺ちゃん、お祖母ちゃんのためにケーキ作りを頑張ったのです。マスクは娘の手作りです。


新型コロナウイルス対策でマスクが奨励されています。一時は何処の薬局、スーパー、ドラッグストアに行っても売り切れで、手に入りませんでした。我が家では買い置きのマスクと知人から頂いたのとで不足することは無かったのですが。


そろそろ下火になった今頃になって、供給が追い付くようになりました。きちんとした製品は通常の店舗で適正な価格で売られていますが、慌てて発注した粗悪品は激安スーパーなどで投げ売りされています。


アベノマスクはまだ届きませんが、こんなことに460億円もかけるとは、なんと的外れなことでしょう。学校も仕事も無く在宅で過ごすのだから、手作りを奨励すればよかったのです。


日本人は昔から衣類、日用品などなんでも手作りしてきました。大きさの合わないマスクを強制的に送りつけるより、作り方を教えて各人で作るように指導する方が良かった。ネットには作り方や型紙がたくさんアップされています。


器用なお年寄りなどは型紙など無くても作れると思いますが、小中学生などは家庭科の勉強にもなります。学校の休みを有効に使えます。





私達も娘の手作りマスクを着けてみました。なかなか良いでしょう。街中には個性的なかっこいいマスクが溢れています。みんな手作りしているのです。




2020年5月7日木曜日

下畑神社巡り

私の住んでいる近くに下畑という集落があります。塩屋谷川と福田川に挟まれた地域で大部分が開発され団地になっています。旧集落は塩屋谷川沿いに残っています。


昔は須磨一の谷、塩屋付近は山が海岸まで迫っており通行困難であり、摂津から播磨の国へ行くのにこの集落を通ったと伝えられています。今でも旧山陽道の跡が残っています。


この集落には林、石坂、藤田、森本、佐伯、中塚等の苗字の家が多いのです。今は市街化区域ですが、以前は地域外からお嫁に来る場合は別として、家が入り込むことがなかったのでしょう。


この集落には下畑海神社という神社があるのですが、別にそれぞれの一統ごとの神社があるのです。林神社、石坂神社、藤田神社、佐伯神社などです。それぞれの神社はその一統が順繰りに当番を決め、お祭りがあるというのです。


最近アグリと散歩をしていて気が付き、興味を持ち各神社の位置を確認して歩いています。神社と言っても立派な鳥居や門柱、建物の場合もあるし、小さな祠の様なものもあります。
佐伯神社


垂水区役所が立てた看板にその位置が示されていますが、航空写真をもとにしたもので判りずらいのです。土地の人に聞いたり、周辺を探索して確認していますが、私有地や敷地内に入ってしまうといけないので、未だ位置が分からない神社もあります。


林神社
林神社鬼瓦
家内にその話をすると、興味を持って探索に付き合ってくれます。どうせアグリと散歩をするので、探索も兼ねると面白いのでしょう。


石坂神社
2~3の神社の写真を載せておきます。瓦に氏が刻まれていたり、立派な鳥居が建っていたりします。いつの時代に建てられ(再建され)たのか、どのような縁起があるものなのか、興味は尽きません。土地の古老に聞いたり、図書、古文書があれば調べてみたいと思っています。



石坂神社鬼瓦

またこの集落の神社である下畑海神社には境内に土俵があり、毎年秋には子供相撲が奉納されるということです。



そこには佐渡ヶ嶽部屋の力士がやって来て、子供達の相手をしたりちゃんこを振る舞ったりするそうです。そのお祭りに是非行ってみたいと楽しみにしています。

下畑海神社

下畑は小さい集落ですが神社がたくさんあります。昔を敬い、連携を尊び大切にする信仰心の厚い土地なのでしょう。







2020年5月1日金曜日

畑仕事に励んでいますー最後のわけぎ

緊急事態宣言が6日で終わりますが、おそらく延長されるでしょう。Stay Homeの合言葉で外出は制限され、自宅での生活が要請されています。


自宅で悶々としていて、気が滅入ってしまいそうです。出かけようと思っても、施設、お店が休業していて、行くところがありません。こうなると都会の人は辛いです。田舎であれば、何かしら仕事があるものです。


我が家では裏庭に畳1枚くらいの畑、表には植栽を無くした跡の花壇があります。狭い空間ですが野菜を植えています。家内はチューリップなどの綺麗な花を植えたかったようですが、私がかってに野菜を植えてしまったのです。




最後まで残っていた「わけぎ」を掘り起こしました。わけぎはネギと玉葱の雑種で田舎ではよく食べた野菜でした。近くのスーパーではあまり見かけません。JAの直売所で春のごく短期間に眼にするくらいです。


そっれでは自分で栽培してみようと、昨秋植えたのです。小さな球根を10数個植えたのですが、株分けして大きくなり、今年の春はわけぎのぬたを堪能しました。私はこのような田舎臭い料理が好きなのです。子供の頃を思い出します。


畑に余裕があれば葉が枯れるまで置いておくのですが、夏野菜を植えるので止むを得ません。見事に分球しています。球根の立派なのは、乾燥させて来年の種球として取って置き、それ以外は食べようと思います。


葉はぬたにしたり、ネギの代わりに使います。球根はどうしよう?まるでラッキョウのようです。ラッキョウなら何度も漬けたことがあります。しかし、ラッキョウほどの個性があるとは思われません。玉葱の極小玉のようです。


家内に任せました。家内もわけぎの球根だけの料理は経験が無いらしく、エシャロットのようだからと酢漬けと醤油漬けを作ってくれました。まだ食べてはいませんが、どうなることでしょう。