今年は昨年に比べても一段と高価になり、もう食べることは無いかもと悲観していたのです。先日、小津安二郎に関する番組があり「秋刀魚の味」という映画が取り上げられていました。ちょうど今の季節です。
今日スーパーへ食材の買い出しに行くと、綺麗な新物の秋刀魚が出ていました。1匹200円。無性に食べたくなり、買って帰りました。
昔は秋には秋刀魚が安く店頭に並んでいました。庶民の味でしたが、今では高級魚に変身していました。
塩を振って暫く置き、焼いてみました。昔は油が落ちて火が付くほどでしたが、そんなことはありません。身も肥えていません。
それでも初めての秋刀魚です。美味しい日本酒で頂きました。あっという間に食べてしまいました。少し物足りない感じです。秋刀魚が痩せていたのか、美味しくてもっと食べたいのかどちらか判りません。
これから秋も深まります。美味しい秋刀魚を堪能したいものです。
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