2021年12月12日日曜日

くちなしの実が色付きました

 アグリとの散歩の途中で、道路脇や公園にクチナシが植わっているのを見ます。梅雨の頃は白い花が咲き、良い香りがあたり一面に漂っています。


今では赤い実をつけています。どの木にも実が付くかというとそうではなくて、一重の花には付きますが、八重咲きの花にはほとんど付きません。散歩の度に色付き具合を観察しています。


先日少し採ってきました。採った時はもう少し黄緑色だったのですが、乾燥すると赤く変化しました。くちなしの実は重宝な着色剤です。ご飯を炊く時に一緒に入れたり、栗きんとんを作るときにサツマイモと一緒に煮ると、綺麗な黄色になります。



以前サフランを育てて、雌しべを収穫しようとしたことがありますが、ほんの少ししか採れず、着色するには大変な量が要ります。クチナシの方が格段効率的です。くちなしの実も大きいのや小さいのがありますが、古い樹ほど大きな実をつけるようです。



私は田舎育ちですから、野性の物が好きで、山菜や木の実を見るとどうしても採りたくなるのです。これだけあれば1年くらいは十分な量です。


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