「ヤクルト健康フェスタ 」は兵庫ヤクルトが主催する愛飲者向けのイベントです。毎年参加しています。腸内環境に関する知識や、腸が体の調整にどのように関与しているかを、最新の研究成果を踏まえて解説してくれます。講師は金沢大学名誉教授の太田哲生さんです。
後半のアトラクションは橋本恵史さんです。本格的なテノール歌手でありながら六代桂文枝(桂三枝)に弟子入りし、落語家としても活躍しておられます。
前半の太田先生の講演は、ストレスによる体調不調の原因は腸内環境にあったということです。単なる栄養吸収機構と思われていた腸が、心の健康を支える重要な役割を果たしているということでした。結論は免疫を上げて、健康を保ち、ストレスを解消するためには、
①乳酸菌とビフィズス菌をダブル摂取する。(ヤクルトとミルミルをダブル摂取する)
②納豆を食べる。納豆菌や必須アミノ酸、食物繊維を豊富に含んでいる。
③午前中にレジスタント運動をする。レジスタント運動とは骨格筋に負荷をかける有酸素運動です。こうすることにより脳内における「幸せホルモン」セロトニンが増え、夜はセロトニンを材料にしてメラトニン「快眠ホルモン」が生成される。
臨床医の話ですから説得力があります。臨床をしながらこのような基礎研究もされるとは驚きです。
後半の橋本恵史さんは本格的なオペラ歌手です。音量もあり、声域も広く、本格的なオペラでも活躍されている方ですが、このような場所では自分の専門よりも、大衆受けする曲目を選ばれています。主人公(さだまさし)、マイ・ウェイ(ポール・アンカ)、奇跡(さだまさし)、いのちの理由(さだまさし)とうたわれ、最後は定番の又逢う日まで(尾崎 紀世彦)で締められました。
「主人公」、「奇跡」、「いのちの理由」は心に浸みる歌でした。私はさだまさしの曲とは知らなかったのですが、良い曲だ言うと、家内も「奇跡」と「いのちの理由」の歌詞が胸に浸みて涙が出たと言っていました。「主人公」は若い頃に何度も聴いた思い出深い曲だそうです。世代の違いです。
コロナ禍で音楽会やコンサートに行けなかったのですが、久しぶりにホールで生の声を聴いて感動しました。レコードやCDも便利ですが、生の声や演奏にはかないません。コロナが早く収まって、以前の生活が戻ってくるのを待ちわびています。
今日は楽しい半日を過ごしました。アグリには留守番で寂しい思いをさせました。今晩は一緒に寝て埋め合わせをするよ。
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