庭のミカンの木の葉が何かに食べられて、繊維だけになっていました。よく見ると蝶の幼虫が 2匹葉を食べています。いつもならポイッと捨てるのですが、こんなに大きくなっているのを殺すのは忍びない。蝶になるまで育てよう。
小さなレモンの鉢に移し、室内に持ってきました。蝶の幼虫はいろんな姿をしていますが、調べるとこれはナミアゲハの幼虫だと判りました。
アゲハチョウは卵→幼虫→蛹→蝶→卵という生涯を送ります。幼虫は1齢幼虫~2齢幼虫と脱皮を繰り返し5齢幼虫を経て蛹になります。そのため5齢幼虫を終齢幼虫と呼びます。1齢幼虫~4齢幼虫までは黒茶色のグロテスクな姿ですが、終齢幼虫は緑色の綺麗な姿に変ります。今いる子は5齢幼虫です。あと1週間~10日ぐらいで蛹になるはずです。
私は蝉の羽化を観察したことはありますが、蝶は初めてです。是非孫にも見せてやろう。驚くと思います。昨年の夏から育てていたカブトムシの羽化が上手く行かず死なせてしまったので、立派に蝶に羽化してくれることを期待しています。
よく動いて何度も脱走するので、プラスチックケースにミカンの葉を瓶に活けて、そこへ移しました。
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