今頃、散歩をすると道端に黄色い花が群生しているのをよく見かけます。 しかしよく見ると少し違いがあります。
片方はオオキンケイギク。カワラナデシコによく似ていますが、外来種です。以前は道路の法面や河原、空き地等至る所に群生していました。これは特定外来生物として栽培、譲渡、販売が禁止されています。自治体が住民に駆除を呼び掛けています。最近はその効果が出てきたのか、少し減ってきたように思います。私も以前は花屋で苗を購入した記憶があります。綺麗な花なのに気の毒です。


もう一方はブタナです。可哀そうな名前がついたものです。西洋タンポポと呼ばれることもあります。オオキンケイギクとよく似ていますがオオキンケイギクには花の中央に管状花がありますが、ブタナにはありま せん。また、ブタナは茎が枝分かれせずまっすぐに伸びてその先端に花がつきます。オオキンケイギクは枝分かれします。
ブタナの方も外来種ですが駆除の対象にはなっていません。繁殖力の違いなのでしょうか?またブタナは食用にもなるし、根は飲用にもなるというのです。私はまだ食べたことはありませんが、本当に大丈夫なら一度試そうかとも思っています。
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