2026年10月31日土曜日

愛を積むひと

 久しぶりに映画を見に行きました。「愛を積むひと」です。Google TVを買ったので映画はよく見るのですが、しょせんTV画面での映画です。ストーリーが観客受けをするようなのが多く、見終わって心が温めるような映画は何年も見ていませんでした。



「愛を積むひと」はアメリカのエドワード・ムーニー・Jr.による著書『石を積む人』(原題:The Pearls of The Stone Man、訳:杉田七重、求龍堂)を原作に、舞台を北海道に移して撮影された2015年の映画です。上映されてすぐに話題となった映画です。


東京で工場を営んでいた篠田夫妻が第二の人生を送るため北海道、美瑛町に移り住む。妻は心臓に重い病を抱え、夫に石積の塀を作ってほしいと頼む。夫は妻の願いをかなえるため不器用ながらも石を積み始める。二人には娘との間に確執を抱えており、父娘の間はぎくしゃくしていた。


貧しかった若かりし頃から、結婚記念日に毎年一粒の真珠を妻に贈っていて、いつかそれで真珠のネックっレスを作るのが夫婦の夢だった。しかしそれも奪われてしまい、妻も病で帰らぬ人となってしまう。…失意のドン底でも妻への想いと向き合いながら一歩ずつ前へ進もうとする主人公の姿が描かれています。


この映画はバリアフリー上映でした。視覚や聴覚に障害がある人も鑑賞できるように、字幕、音声ガイド付きの映画でした。その画面の状況を音声で流してくれるのです。最初は違和感がありましたが、すぐに慣れました。障害がある人も鑑賞できるのは良いことです。


最近はしっとりと心に浸みるような映画が少なくなったような気がします。この映画は忘れたものを思い出させてくれるような映画でした。ナット・キング・コールの「SMILE」が効果的に流れていました。



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