ムサシは家の中で生活しているせいか、野性がなくなってまるで人間のような行動をします。
今日の夕食時、私の布ぞうりを足から奪っていき、返してくれません。いくら返せと催促しても聴きません。またしばらくすると家内の布ぞうりも咥えていき、最後には家内が寝転んで枕にしていたクッションまで奪い取って、そこにぞうりを集めて返しません。人質を抱えて籠城する犯人のようです。返せとせがむと威嚇します。
私達の気を引こうとしているのです。テレビや話に夢中になって、自分をかまってくれないとこのような悪戯をするのです。時には鼻緒を咥えてぶんぶん振り回すので、草履がぼろぼろになり、私が繕う羽目になるのです。
今では成人した子供たちが、親を困らせるためにさんざん悪戯をしていた頃を思い出します。子供達は成長するにしたがって収まりましたが、ムサシはだんだんひどくなっています。ムサシの知能は小学生低学年くらいから成長しないのだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿