久しぶりに家族そろってクリスマスを祝いました。クリスチャンではないのですが、昔からの習慣です。
外で食べようかという案も出たのですが、ムサシのことを思うとゆっくり食事なんてできません。
家のほうが落ち着くし、美味しいのです。
スパークリングワインを開けて乾杯。家内の手作りの料理を楽しみました。ささやかですが、それぞれにプレゼントもあり、久しぶりに楽しい時間を過ごしました。
ムサシもお肉のお裾分けを貰って大喜び。あと何年ムサシとクリスマスを過ごせるのだろう。
寂しいのは家内です。家内にとっては息子はいつまでも幼い頃の息子なのです。この一月半、ムサシの介護をしながらも、食べるかどうかわからない夕食をせっせと作っていました。充実していたのでしょう。
ムサシは若い頃は部屋中を走り回っていました。一緒に二階へ上がる時は、私を追い抜いて階段を駆け上っていました。階段を下りる時も、脱兎のごとく転がるように駆け下りるのです。
しかし、少しでもムサシの負担が軽減されれば良いのです。30センチ四方なので、おしっこ等で汚れれば、その部分だけ剥がして洗うことも出来ます。
一年間置いておいて一度も使わないものは処分します。と言いたいところですが、なかなか思いきれないのが現実です。