2016年1月31日日曜日

柚子ジャム作り

庭の柚子がたくさんの実を付けています。ご近所に配ったり、料理に使ったりしたのですが、まだまだあります。このままでは実の水分が少なくなり、かすかすになってしまいます。



柚子ジャムを作ることにしました。



柚子を洗って半分に切り、ジュースを絞ります。皮の裏側の白い部分をスプーンでこそぎ取って、皮を千切りにします。その際少し水につけておくと白い膜が取り易いです。


千切りにした皮を数回茹でこぼします。あとは砂糖と絞っておいたジュースを加えて煮込むだけです。その際、種をお茶パックに入れて加えると、ペクチンが出てとろみがつきます。


前半は私と家内二人でしましたが、煮詰める段になると家内に任せて、プールへ逃げました。砂糖やペクチンの量を調節しながら焦がさないようにコンロに付きっ切りになるのは、根気のいる仕事です。私には向きません。


プールから戻ると、美味しい柚子ジャム(マーマレード)が出来ていました。パンに付けたり、ヨーグルトに入れたり、楽しみ方はいろいろあります。一年間楽しむことが出来ます。

我家の柚子の木は気まぐれ者で、良く実を付ける年と、ほとんど付けない年を繰り返します。今度実を付けるのは2年後になります。それまで持つかどうか…?



2016年1月26日火曜日

神戸一宮~八宮歩きました

神戸のもっとも賑やかな繁華街は三宮、七宮は兵庫の国道二号線横。それでは他のお宮は何処にあるのだろう?この疑問は私が神戸に来てから常に持っていましたが、そんなに気にかけたことはなかったのです。

天気が良いので家に閉じ籠っているのは勿体ない。思い切って神社巡りに行くことにしました。

















家から歩こうかとも思ったのですが、少し無理そうです。三宮駅からスタートです。北野坂を上り少し横に入ったところが一宮です。
一宮

今は亡き「主婦の店ダイエー」の中内功さんの槇の献木が懐かしい。








二宮
加納町3丁目の陸橋を超えて東に行くと二宮です。ビルの谷間に埋もれたようにたたずんでいます。かって白蛇が現れたということから白龍神社と言う社も併設され、飲食業の方々の参拝が多いということです。









三宮に下って行く途中、懐かしい「たから」という食堂で昼ご飯。魚料理が美味しい店です。受け付けのお婆さんは何十年前と全く変わらずお元気です。天かすをお土産に頂いて満足して店を出ました。

三宮
三宮は繁華街のど真ん中、大丸の横です。こんなところにも若いカップルがお参りに来ていました。お幸せに。

JRの歩道橋を渡っていると、大勢の鉄道ファンがカメラを構えています。何事かと尋ねると、トワイライトエキスプレスが走るというのです。寒い中熱心なことです。私も一緒になってカメラに納めました。
トワイライトエキスプレス










四宮
四宮は県庁の山側。大きなビルに囲まれて建っています。修復されたのか、朱色が鮮やかです。この近辺はキリスト教会が多く、各宗派の教会、聖堂があちこちにあります。
大倉山に向かって歩いていると、一風変わった社殿が目につきました。関帝廟です。三国志で有名な関羽を祭っている廟です。話に聞いていたので、中に入って一服させてもらいました。


関帝廟




八宮


合祀の説明
中央区最後の社は八宮です。大倉山の幹線沿いです。どういういきさつかは知りませんが、六宮と合祀されています。









五宮
大倉山公園を横切り、祇園町を北へ歩くと五宮町です。町名になっています。この頃からあんなに晴れていた空が重くなり、細かい雨が落ちてきました。軒下で雨宿りを繰り返しながらやっと山裾の五宮にたどり着きました。ひっそりとした簡素な社殿でおやつを食べていると、隣に立派な塔を持ったお寺が見えます。祥福寺です。工事中でしたがちょっと立ち寄らしてもらいました。




氷あられが降るなか、有馬街道を下り、東山市場をとおり、兵庫区役所で新しい地図をもらって南へ下ります。湊川、新開地という、かつて栄えた地区を歩いて、JR、国道2号線を超えたところが最終の七宮です。大型トラックが行き交う道路沿いにありました。港が近いということもあって、海難防止の祈願の為か拝殿の前に錨が祭られていました。
七宮







これで宮巡りの終点です。10時半に出発したのに、17時を過ぎていました。薄暗くなった兵庫の街を、車を置いている長田区役所に向けて歩きます。喫茶店で疲れを癒したいと思うのですが、それも我慢して歩きました。お疲れさん、私も家内も26,000歩を超えていました。





完走しました、お疲れ様





2016年1月21日木曜日

須磨寺の縁日

最近は山歩きや街歩きに出かけることが多く、歩くことが習慣になってきています。

昨日は、家内が父の見舞いに湊川の川崎病院へ出かけ、歩いて帰るというので、私も家から歩いてどこで出会うか試してみることにしました。山陽電鉄の西代駅付近で出会いました。そこからまた一緒に家まで歩いて帰りました。

今日も歩きたくなり、須磨寺の縁日に出かけることにしました。毎月20日、21日が縁日で多くのお年寄りで賑わいます。


このお寺は参拝者の興味をそそるようないろんな仕掛けや仕組みがなされており、楽しくお参りが出来るように工夫されています。お地蔵さんの頭を触ると声が出たり、電動で動くお猿や舞台があります。また、源平合戦にちなんだ装置や、石で出来た個性的な人形も展示されています。


私が若い頃、神戸市の貿易課に勤務していた頃のことです。神戸トレーダース協会と言う貿易会社とデザイナーの会のお世話をしていたことがあります。そこに木島武雄さんというデザイナーがおられました。その方は面白い形の石を拾ってきて、顔を付けて人形を作っておられました。その木島さんの小石人形が須磨寺に寄贈されています。


私は伊川谷の大山寺によく行っていました。この寺は国宝の本堂がありながら、人寄せには全く無関心です。立地が違うとはいえ、須磨寺とは両極端です。


須磨寺から綱敷天満宮までの小道を「智慧の道」と呼んでいます。露店がたくさん出ていたので、干物などをお土産に買い、温かい蕎麦を食べてまた歩いて帰りました。10,000歩くらいの運動ですが、ちょっと物足りない気がしました。


2016年1月17日日曜日

震災21年目、山の上から神戸の街を

今日は阪神淡路大震災から21年目の日です。昔の記憶は日々薄れてゆきますが、あの日の記憶だけは忘れません。忘れてはいけないのです。

三宮の東遊園地では記念行事があるようですが、そんなイベントに行かなくてもあの日のことを悼むことは出来ます。今日は家内と一緒に横尾山を越えて板宿に行くことにします。あの日は長田~須磨の旧市街地が焼けて、黒いすすが山を越えて横尾団地にまで飛んできました。

横尾団地の背面から頂上に向けて直登します。山の上から見る神戸の街は穏やかで震災の影は見当たりません。東山から板宿への道を下ります。途中で赤い実を着けた植物を見つけました。一枝頂いて帰り、部屋に飾ります。

途中から禅昌寺への標識があります。初めてのルートなので行ってみます。急斜面を下ります。落ち葉が深く積もっており滑ります。気を付けないと。最近がけ崩れがあったらしく、コンクリートで土砂落下防止の工事が施されています。

人気のない急斜面を恐る恐る下ると、県道神戸三木線に出ました。車でよく通る道です。少し歩くと板宿です。いつものとおり、ハンバーガーとコーヒーで休憩し、帰路につきました。

途中、須磨離宮公園を通ると近道だと家内が言うので、私だけ公園の中を通ることにしました。65歳以上は無料なのです。よく整備されている公園を突っ切って待ち合わせ場所に行きましたが、家内の方が早くついていました。公園を横切ると近道だというのは間違いでした。






2016年1月14日木曜日

オークションで落札

左が落札した600mm、右が640mmの河野ギター
私は今2台のギターを持っています。655mmの松永仁一郎と640mmの河野賢です。どちらも神戸のロッコーマンで買ったもので、思い入れのある楽器です。大事に使ってきました。


私は手が小さいので、普通サイズのギターでは曲によっては少し弾きにくいところが出てきます。何とか運指を工夫して弾いていますが、もう少し指が長かったらと何度悔やんだことか。でもこればかりはどうしようもありません。


左親指が痛くなってから、もう少し小さいギターが欲しいと思っていました。ヤフーオークションでいろいろ探した結果、弦長600mmのヤマハを見つけました。現物を見てないので不安でしたが入札することにしました。


最初は4,000円くらいだったのが、終了時間間際になるとどんどん吊り上りました。少しの差で負けるのは悔しいので追加入札を繰り返し、最終的に18,000円で落札しました。


昨日届きました。思っていたより小さく、たった4cmの差でこんなに違うものかと驚きました。早速弾いてみましたが、やはり音は前2台に比べて劣ります。おもちゃのような音がします。ヤマハの保証書がついていましたが、郵便番号が3ケタの住所になっていました。何年前の製品だろう?


弾きこんでいけばいい音に変化するはずです。今は部屋が寒いのであまり弾きたくないのですが、温かくなったら弾きこんでいこうと思っています。


2016年1月10日日曜日

親指痛の原因が判りました

昨年11月、左親指が痛み近くの整形外科に行ったのです。痛み止めとビタミン剤を処方されましたが何ら改善されませんでした。


そのうち、親指を曲げ伸ばしするとカクンカクンと変な動きになります。ばね指と言うらしいのです。作業療法士の娘によると、親指を曲げる腱が鞘のような腱鞘を通る際に引っ掛かり、カクカクなるのだそうです。ほおっておくと指が曲がらなかったり、曲がったまま伸びなくなると脅かします。


もう行くまいと思っていた整形に再度行ってきました。医者に症状を話すと、娘と同じ説明をしてくれて、即刻注射をするとのこと。「痛いよ」と言いながら親指の腹に注射をし、「これで治らなかったら1週間後にまた来なさい」と言います。



痛い注射でした。親指がしびれて全くいうことを聴きません。支払い時に受付の女性にその旨を言うと、私もばね指でここの先生のお蔭で良くなりましたとのこと。その女性は3回も注射をしたそうです。


親指がしびれているのでバイクの運転が出来ないと思い、そのままプールへ直行し泳ぎました。泳ぎには支障はありませんでした。

帰ってから調べると、注射はステロイドと局所麻酔薬でした。少し良くなったように思えますが、まだ指はカクカクします。あんな痛い注射をこれから何回もすると思うと憂鬱です。


しかし、それで治らなかったら、腱を切開するようです。なおさら嫌です。

2016年1月3日日曜日

塩屋~須磨海岸

正月の1日~2日は家でごろごろしていて、体も鈍ってしまいました。そろそろ歩きたくなってきたので、天気も良いので、山へ出かけました。

おらが山から塩屋へのコースです。おらが山から旗振り山までは六甲全山縦走路なのと、須磨浦公園のロープウェイを利用して上ることが出来るので、子供連れの家族が多いのです。

旗振り山から塩屋へのコースは人気もなく、静かに山の声を聴きながら歩くことが出来ます。

最近須磨アルプスを何度も歩いてきた私たちにとっては、散歩コースのようなものです。塩屋の商店街は6日までお休みです。このまま引き返すのも気が利かないので、海沿いに須磨まで歩くことにしました。


JR沿いに2号線の歩道を東に歩きます。山が海岸まで迫っていて、そこにJRと山陽電鉄の2本の路線が走っています。昔は海岸沿いに道が無く、須磨から妙法寺川沿いを遡って白川峠~伊川谷~明石へと迂回したと伝えられています。


須磨浦公園の手前に敦盛塚があります。平家の若武者、敦盛が首を撥ねられたのを悼み、塚が建てられています。塚の横にある敦盛蕎麦が有名ですが、「当分の間休みます」との掲示がありました。

須磨浦公園で一休み。バナナとミカンを食べていると、野良猫がやって来て何か欲しそうにします。可哀そうですが、猫に与えるようなものは持っていません。ごめんね。

まるで春のような温かい日差しの中を、塩屋~須磨を歩きました。気持ちの良い午後でした。

2016年1月2日土曜日

明けましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年は家族4人で迎えることが出来ました。昨年は5人でした。ムサシが居ないのは何とも寂しいものです。

息子は雑煮を食べると、すぐに職場に戻りました。おまけに当直だそうです。ご苦労さんです。
 家族4人で元旦におせちを食べるのは今年で最後のようです。早く子供たちが所帯を持って、安心して夫婦2人で正月を迎えられるようになるといいのですが。


昨年はあまり良いことが無かったのですが、今年は穏やかな良い年になりますように。



TVの番組も、年末に採り溜めたバラエティー番組ばかりなので、息子からもらった回数券を使って、明石、大蔵海岸にある龍の湯へ行ってきました。明石海峡大橋を眺めながらいろんな湯にゆったりと浸かって、昨年の疲れを癒してきました。


午後から出かけたのですが、2時間も浸かって、帰るころにはすっかり暗くなっていました。

でも、おせちがあるので気楽です。後は食べて寝るだけです。

すっかりいい気分になって帰路につきました。