近くの奥須磨公園でラクウショウの気根を見ることが出来ます。
ラクウショウはスギ科の落葉樹で奥須磨公園には至る所に植わっています。それが、小川の近くの湿地だけ地中からタケノコのような根を出しているのです。これが気根です。
最初に見た時には驚きましたが、今ではすっかり慣れっこになってしまいました。植物は根でも呼吸しているのですが、水分が多くて呼吸できないようなところでは、根を空中に出して呼吸するのだそうです。どうして小川の近くだけか判りました。
気根は他の植物でも見られ、熱帯地方のガジュマルの樹などが有名です。又トマトやトウモロコシでも見られるそうです。それらは地上の茎から出た根ですが、ラクウショウは地面から出ているので珍しいのです。
ラクウショウの実はこれです。公園の至る所に落ちています。
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