2013年8月11日日曜日

初盆…墓参り


今年のお盆は、母が亡くなって初盆です。墓参りに行ってきました。

共同墓地に墓石が秩序正しく並んでいます。我が家の墓は6-20です。花を供えて線香を立て、静かに亡き母の思い出に浸りました。熱い中で、体中に汗が吹き出し、頭がくらくらしました。

実家へ帰って、仏壇の父と母の遺影にお経を挙げました。父が亡くなってからほとんど毎日お経を唱えています。最初は般若心経、一番よく唱えられているお経です。次に理趣経の中の百字の偈、我が家は真言宗ですので、菩提寺の住職が法事でよく唱えているお経です。次に覚えたのは妙法蓮華経の自我偈です。この3種のお経は毎日唱えているので、ほとんど暗記しています。

特に仏教に興味があるわけではないのですが、訳の分からぬままに毎日唱えて
いると、何を言っているのか大体わかってきます。漢文特有のルールというものがあり、なんとなく理解できるようになってくるのです。

大体が仏の力の誇示ですが、般若心経は哲学的な内容で興味深いものです。この教えは釈迦の仏教とは異なり、むしろ釈迦の時代の教えを否定する、なかなか奥深いものです。人気のあるのが解ります。

クーラーをかけてきたのですが、ムサシを置いてきたので、心ここに在らずという気持ちで、法事が終わると急いで帰りました。ムサシはよく我慢して待っていてくれました。抱きかかえて階段を下す途中に、おしっこを漏らしてしまいました。私の手もズボンもおしっこでべとべとです。いいよいいよ、これくらいなんでもない。

0 件のコメント: