毎年クリスマス前に、ピーロートからドイツワインの新酒が送られてきます。今年も届きました。
ワインは年によって出来具合に差があると言います。雨が少なく、天気の良い日が続いた年は葡萄の出来が良いそうです。これはドイツのことですから、日本にいる私達には判りません。「今年も良い出来ですよ」とまるで見たような電話が掛かってきますが、真偽のところは判りません。
早速クリスマスに試してみました。栓を開けた当初は、まるでサイダーのような軽い味がしたのですが、一日たつと上品なコクとまろやかさが口の中に広がります。やはり安く売られている大衆ワインとは違います。
ワインの品質や味のことはよく解らないのが事実です。その点、ドイツワインは国家の格付けがあり、ラベルに表示されているのでそれなりに安心です。QbA→カビネット→シュペートレーゼ→アウスレーゼと格が上がってゆくのです。
送られてくる新酒はQbAです。それでも1本2,500円するのです。輸入食品店のジュピターではいろんなワインが売られています。そこには1,500円くらいのアウスレーゼがあったり、カビネットでも1,000円以下で売られています。
ピーロートの販売員にそのことを問いただすと、産地によって異なるのだと言います。ライン川の上流になるほど格が上がり、品質が良いというのです。ピーロートの畑はナーレ地方に限定されているので、下流の地域と比べて高品質だと言います。
心に落ちないのですが、美味しく楽しめたら良いのです。日本酒や焼酎でも価格に大変な差がありますが、飲み較べてその差が実感できるとは限りません。芸能人格付けチェックが良い例です。
それにしても、今年はムサシが居ないし、息子も帰ってきませんでした。家族3人の寂しいクリスマスでした。
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