2022年10月1日土曜日

銀杏拾い



 近くの公園の銀杏が色づいて落ちています。こういうのを見ると拾いたくなるのが私の悪い癖です。





しかし、用心、用心。何年も前のことになりますが、銀杏を拾って酷い目に遭ったことがあります。銀杏の果肉に触るとかぶれるのです。私は皮膚が敏感なのか、小さい時から野生の植物に触れてよくかぶれていました。山へ行って漆にかぶれて顔がはれ上がったことが何度もあります。


しかし、用心すれば特に問題なく扱えます。素手で触れなければ良いのです。ゴム手袋、火ハサミで拾います。


銀杏の木は雄雌株が別々なので、雄株には実がつきません。また、樹齢、日の当たり具合によって、大きな実をつける樹、小さい実をつける樹があります。勿論大きな実をつける樹を選びます。高い所にある実は高枝バサミで落とします。



拾うのは簡単ですが、後処理が厄介なのです。まず、雨靴(ゴム靴)で踏んで種子を取り出します。水に漬けておくと、何日かすると果肉が腐って種子が出てくるという人もいますが、お勧めできません。


それをバケツに入れて水洗いし、果肉を綺麗に落とすのですが、これが面倒なのです。私はゴム手袋をして、水切りネットに入れて洗うと、何度か洗ううちに果肉が綺麗に落ちます。その時に果肉が顔や手につかないように十分気を付けます。


後はざるに入れて天日干しをすれば、真っ白い銀杏が出来上がります。ニッパーで殻を割って茹でると薄皮も取れて、緑色の綺麗な銀杏が出来上がりです。



紙の封筒に入れて、電子レンジで加熱するという人もいますが、パンパンと実がはじけて見た目が良くないのであまりお勧めしません。ビールのおつまみにも良いし、銀杏ご飯も季節を感じて美味しいものです。


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