2023年12月9日土曜日

ケニアコーヒー豆の焙煎

ご近所からケニアのお土産にコーヒー豆と紅茶を頂きました。ケニアのコーヒーは以前も頂いて飲んだことがあり、大変美味しいコーヒーでした。ケニアに紅茶があるとは知りませんでした。


家内は紅茶が好きで早速飲んでみて、茶葉が細かくてすっきりした美味しい紅茶だと喜んでいました。私はコーヒー党です。頂いたコーヒーは生豆なので焙煎しなくてはいけません。早速焙煎に挑戦しました。



以前はゴマ煎り器のような小さなので焙煎していたのですが、1回に少ししかできません。そこで今回はフライパンを使うことにしました。


10分ほど経つとパチパチという音がしてきます。一爆ぜです。それから3分ほど経つとピンピンという乾燥した音がしてきます。二爆ぜです。後数分で焙煎完了のはずですが、袋にDARK ROASTと表示されていたので、深煎りしてみました。結局25分焙煎しました。200gの豆が165gに減量していました。水分です。




早速飲んでみました。やはり、自分で焙煎したコーヒーは美味しい。コーヒー豆は焙煎によって軽くなったり重くなったり、苦みや酸味が変わります。自分の好みに合わせたコーヒーを作ることが出来るのが生豆の良い所です。


面倒臭いからと豆ではなく粉を選んだり、カプセルに入ったのも人気です。インスタントコーヒーも最近は品質が向上してなかなか美味しいのですが、やはり豆をひいて入れるコーヒーは格別です。


生豆を焙煎していれるのは時代遅れかもしれませんが、便利だけを求めるのではなく手間暇かけてご馳走を味わうのは良いものです。昔の人はそうしてきたのです。



2023年12月5日火曜日

庭木の剪定

 本来はもっと早くに処理すべきだったのです。木蓮、コブシの葉が茶色くなり庭に落ちています。お隣の敷地にも舞落ちています。紅葉する前に剪定すべきだったのです。また、ウバメガシも伸び放題に伸び、大変見苦しくなっています。



アグリの病気、思いもよらぬ突然の旅立ちで庭木の手入れどころではなかったのです。昨日から思い切って作業を始めました。枝を短く切りそろえるだけなら簡単なのですが、剪定はそんなに単純なものではないはずです。残す枝、延ばす枝を見極めて切るのです。


ネットで剪定の仕方を調べたのですが、やはり実物を前にして教えてもらわないと身に付きません。プロの植木屋さんが刈られた樹木を見て参考にしているのですが、全く身についていません。


それでも家内と一緒に半日かけて剪定を終えました。ずいぶんすっきりしました。木蓮やコブシはこんなに枝を切り詰めたのに、また来年になると高く枝を伸ばし葉を茂らせます。夏には良い日陰を作ってくれます。冬には葉を落として日光を通します。

ウバメガシは枯れた木を何本かを切り倒しました。生垣をフェンスにすれば楽なのですが、できるだけ緑を残そうと思います。


刈り取った枝はクリーンセンターへ持ち込みます。それを知らなかったときは小さくカットしてごみ袋に詰め家庭用ごみに出していました。これが大変な作業だったのですが、直接持ち込めることが分かって大助かりです。


すっきりした庭を見て満足です。大変な作業をした甲斐があるというものです。








2023年12月3日日曜日

歩いて、歩いて、アグリと一緒だよ

 アグリが亡くなったなんて、未だに信じられないのです。


食事の時は、足元に寄ってきてお裾分けをせがんできました。お茶の時は必ず足元で待機していました。寝室では足元の布団の上にアグリが寝ているので、足を延ばすのを躊躇してしまいます。


アグリのいない生活に慣れるには、まだまだ時間が掛かりそうです。


ムサシの時もそうでしたが、アグリと歩いた道をいまは家内と歩いています。姿は見えませんがアグリも一緒です。

先日は多井畑集落の裏山を抜け、友が丘に向かいました。集落のお年寄り有志が竹炭を焼いているのに出会い、見学させてもらいました。

炭焼きの現場を見るのは初めてです。竹を伐採して乾燥させ、窯に入れて焼くのですが、実際に火が回るのは窯の入り口だけで、奥に詰めた竹は熱で化学反応を起こし炭化するのだそうです。翌日も行って炭出しの作業も見せてもらいました。お土産にできたての竹炭を頂戴しました。大変勉強になりました。

今日はのじぎくの丘~横尾山~須磨アルプス~東山~勝福寺まで歩きました。アグリも歩いた山道です。険しい山道を怯むことなくずんずん登り、家内が遅れると励ますように岩の上でじっと待っていたものです。勇敢で美しい姿が忘れられません。今日は板宿方面へ下ることにしました。



孫たちの通っている大手幼稚園をアグリに見せてやりたかったのです。





山を歩いていると気が晴れます。ムサシを亡くした時も同じように、歩いて、歩いて気を紛らわせました。今日は大手町から家までも歩いて帰りました。もっと疲れればいいのに、ちっとも疲れませんでした。


明日からはどこを歩こう、家内と相談してコースを決めます。