2011年10月31日月曜日

干し柿を作りました

庭に渋柿の木があります。今年は少し採れましたので干し柿を作りました。

私の田舎では、秋になると家の軒下に干し柿がたくさんぶら下がっていました。時々それをさわっては「まだまだ」、「もう少し」、「よしよし」と干し具合を確かめては一つ二つと食べていました。まだ干し足りないのを食べると、喉の奥にえぐみが残ってひどい目に合うのです。今のようにお店に沢山のお菓子が並んでいる時代ではなかったのです。干し柿は懐かしい時代を思い起こさせてくれます。

私は干し柿を大根ナマスに入れるのが好きです。大根の辛みと柿の甘みがとてもよく合うのです。色も白に赤色がまじりとてもきれいです。

2011年10月30日日曜日

植え木の剪定


ずっと気になってはいたのですが、裏庭のウバメガシ、木蓮、コブシ、酔芙蓉、日向夏を今年は剪定せずに夏を越したところ、繁り放題に繁って、うっそうとしたジャングルのようになってしいました。室内から眺めている分には窓全面の緑で、実に心地よいのですが、森の中の一軒家ではないので、やはり定期的に剪定しないといけません。

今日は朝から覚悟を決めて剪定を始めました。木蓮、こぶし、酔芙蓉を切り詰めてほとんど丸坊主状態にしました。既に蕾をつけている枝もあり、切り落とすのは何とも心苦しいのですが、仕方ありません。切り落とした枝は大変な量です。家内と二人、ハサミで小さく切り刻んで可燃物の袋に詰めます。


途中で雨が降りだしましたが、中途半端なところで止めるわけにもいかず、雨の中、電動のこぎりで太い枝を細かく切り刻む作業を続けました。

庭にはまだ切り落とした枝がかなりの量残っていますが、雨がひどくなってきたので、今日はここまで。

写真の上2枚が剪定前、下2枚が剪定後です。



2011年10月26日水曜日

ムサシの具合が悪い

1週間くらい前からムサシの具合が悪い。おしっこの回数が異常に多い。以前は朝と夕方の散歩時以外はおしっこをしなかった、というより我慢が出来たのです。それが最近では2時間くらいの我慢も出来ないくらいになってしまったのです。

ムサシは13歳ですが、これまでほとんど病気をしたことがなく、医者にもかからなかったのですが、最近は年をとって体のあちこちに具合の悪いとろろが出てきました。半年前には椎間板ヘルニアになり階段を昇降するのが苦しくなり、歩くことさえ辛い時もありました。やはり年をとるということはこういうことなのでしょうか。

私達の生活はムサシを中心に回っています。旅行に行くのも、ムサシを預けるとなると気が進みません。どこかへ出かけていても、ムサシが待っていると思うと、何とか早く帰ってやりたいと思います。眠るときは、左手を伸ばせばムサシに触れます。毛むくじゃらに触れると安心します。

今日動物病院に連れて行きました。血液と尿の検査をしましたが、腎臓もしくは膀胱に異常があるかもしれません。ムサシのいない生活は考えられません。何とか早く良くなってほしいものです。

2011年10月23日日曜日

柿を収穫しました

庭の柿を収穫しました。二郎柿です。富有柿よりも甘いということでマイナーな品種を植えました。13年目です。何年か前は沢山なって食べきれなかったのですが、昨年は枝を切り詰めすぎてほんの少ししか成りませんでした。今年は昨年よりは多そうです。

よく色付いているのと、まだ青くて堅そうなのがあり、枝によってばらつきがあります。日当たりの加減でしょうか。
隣に渋柿も植えているのですが、こちらは今年は出来が悪く実も小さめです。吊るし柿にして食べようと思っています。

庭の小さな畑に植えていたピーマンの最後の収穫をしました。トンガリという品種で三角の大きな実がなります。今年はそれなりに実をつけてくれました。食べるよりも実がなるのを見て楽しむ方が大きかったのですが。

今年は野菜、特に葉ものが高くて手が出ません。昨年なら畑を借りていたので、今頃は大根のまびき菜でうんざりしていた頃です。菜園は作業が大変でしたが、今となっては懐かしいものです。

2011年10月16日日曜日

いも堀ハイキング

いも堀ハイキングに参加しました。神戸の西の外れは田園地帯。稲刈りが終わった田んぼが広がっています。


プレンティーの駐車場に車を置いて、無料バスで神出まで送迎してくれました。
昨日雨が降った後なので、畑はドロンコです。家内と二人で6株掘るのですが、土はドロドロです。足にビニール袋を巻きつけて即席の長靴です。何とか泥の中から芋を掘り出して袋に詰めましたが、数年前の悪夢がよぎりました。


その日も芋畑はぬかるみでした。私達は準備良く長靴を用意して行ったので、水が溜まっている畝を掘るように薦められました。水に浸かった畦ならば、何株でも好きなだけ掘って良いということでした。


私達は大変な労力を払って通常の数倍の株を掘って喜んでいました。沢山の芋を収穫したまでは良かったのですが、帰って芋を料理しようとすると、ほとんどの芋が腐っていて、それまでの大変な努力が水の泡に帰した苦い経験があるのです。


それでも何とか掘り終えて送迎バス乗り場まで、田舎の風景を楽しみながらハイキングしました。途中で、兵庫楽農生活センターに立ち寄りましたが、広々した敷地で農業を楽しむことが出来る立派な施設です。「ずいき」という里芋の茎を買って帰りました。以前これにはひどい目に合った思い出があるのですが、正しく料理すれば美味しい物なのです。
家内が早速料理してくれました。酢味噌和えと甘酢の酢のものです。芋ご飯も作ってくれました。

天気も良く、田園風景を楽しんだ半日でした。

左がずいきの酢のもの、右がずいきの酢味噌和えです。ずいきは酢に入れるとピンク色に変色し、自然の不思議を感じます。

都会に住むと忘れてしまった田舎の生活を思い出し、美味しく頂きました。

2011年10月10日月曜日

魚屋道(ととやみち)ハイキング





昨日六甲山を横断する魚屋道を歩いて有馬温泉まで行って来ました。JR甲南山手駅から出発し蛙岩ー風吹岩ー雨ケ峠ー一軒茶屋ー有馬温泉というルートです。歩き始めた頃は家内と二人だけだったのですが、日曜日だったのであちこちのルートから合流し一軒茶屋に着く頃は結構な人数になっていました。


話題の「山ガール」、子供連れも大勢いましたが、主流は60歳すぎと思しき老人達でした。山を歩くのは結構ですが、ぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃしゃべりながら歩くというのは考えものです。山の静けさ、鳥の声、虫の声を聴きたくて登る人もいるのですから、節度を持ってほしいものです。


途中から家内がばてて「足が動かない」と言い出しましたが、リュックを持ってやり何とか頂上へ辿り着きました。有馬への下りは楽なものです。途中から気がついたのですが、今年は昨年よりイノシシが掘り返した跡が少ないのです。気候の影響か、餌の関係でしょうか。


有馬に着いて金の湯に入り、汗を落としてさっぱりしました。

途中で夕食の惣菜を買いこみ、駅から自宅まで又歩いて帰りました。途中で小料理屋によって一杯飲みたかったのですが、家で待っているムサシのことを考えると、何とか早く帰ってやりたかったのです。

ドアを開けると大変な喜びようでした。私達の声を聴きつけてドアの陰で待っていたのです。これだから犬との生活は止められません。

歩数計によると約32,000歩、家内の歩幅だと35,000歩くらいにはなるでしょう。足の痛みに耐えて自己満足。

2011年10月8日土曜日

シルバーカレッジ学園祭

神戸市北区にあるしあわせの村。その中にシルバーカレッジというお年寄り向けの学校があります。

60歳以上の人が3年間学ぶことが出来るという学校です。1年目は教養課程、2年目からは専門課程、自分の興味ある分野に進むことが出来ます。
また授業以外でも共通の趣味のある人が集まってクラブ活動をすることが出来ます。公務員を定年退職された方も沢山参加されています。私も良く誘われるのですが、今のところは年寄りばかりの学校には行きたくないと拒んでいます。

今日学園祭があるというので行ってみました。普段ならガラ空きの駐車場が満車になるほど大勢の人が集まっていました。模擬店あり、作品の展示あり、ホールでは音楽や踊り、趣味の会の発表もあり高校や大学の学園祭と変わりません。生徒の年齢が高いだけです。
作品の中にはとても素晴らしい物が沢山出品されていて、即売もされ、売り上げは福祉のための資金になるそうです。

生徒たちは駐車場係、模擬店係、案内係、記録係等の役割に分担されており、嬉々として活動されていました。
お年寄りの力を馬鹿にしてはいけません。体力、知力は若い物にかないませんが、60数年生きてきた知恵があります。とても気持ちよく学園祭を楽しむことが出来ました。

私の気持ちも少しは傾きかけました。しかし、まだまだ老人の学校には行きませんよ。