2012年3月25日日曜日

沈丁花の香り

2年前に挿し木で育てた白い沈丁花が花をつけました。部屋中に良い香りが漂います。花は3つだけですが、十分な香りです。我が家ではお香をよく焚きますが、所詮作られた香りです。自然の香りとは比べ物になりません。

もう一鉢赤い沈丁花があります。これは3年前に同じく挿し木で育てたものです。1年の違いですが、大きさはかなり差がついています。こちらはまだつぼみが硬いので、もうしばらくしてから部屋に入れ、香りを楽しむつもりです。

寒い、寒いといっていても春は必ずやってきます。自然の摂理は人知の及ぶところではありません。

2012年3月18日日曜日

大相撲を見に行きました

大学生時代の友人と大阪心斎橋で会食した後、難波まで一駅歩いて大相撲大阪場所を見てきました。

大阪で勤務している相撲好きの息子を誘って、初めての相撲見物です。切符の購入等は息子に任せて、体育館に着いたのが中入り少し前でした。入口両側は茶屋と呼ばれるチケット斡旋屋がずらっと並んでおり、混雑の中にも一種独特な雰囲気を醸し出しています。



チケットと引き換えに本日の取り組み表と昨日までの星取表を受け取り、正面の升席まで案内人が誘導してくれます。パイプで仕切った4人の升席に息子と二人です。隣近所は4人で窮屈そうに座っているのに私たちは足を延ばして贅沢です。これは4人分の料金を2人で払ったのか、後の2人が埋まらなかったのか今もって解りません。



TVで見ると雑音はあまり入りませんが、実際は贔屓の声や、野次が飛び交って結構やかましいものです。席を離れて花道を見学に行きましたが、大きな力士の卵がうろうろしていて、睨まれでもしたら怖いので早々に引き揚げました。


上位陣は順調に星を延ばしましたが、全勝の鶴竜と琴欧州に土が着き残念でした。白鳳は遠目で見ても堂々とし、横綱の威厳があります。



お茶屋さんを通してチケットを購入した人たちは、帰りにお茶屋によって大きなお土産の入った紙袋を受け取っています。私はお土産に軍配の入った風呂敷を買って、力士のパネルの横で記念写真を撮って体育館を後にしました。その後久しぶりに息子とゆっくり食事をして帰路に着きました。楽しい一日を過ごしました。
 

2012年3月11日日曜日

花の寄せ植えが送られてきました

神戸市観光園芸協会のクイズラリーに応募していたところ、当選したといって素晴らしいものが送られてきました。

昨年まで当協会から畑を借りて野菜作りをしていたので、そこにあった葉書で昨年の秋に応募したものです。もう忘れていたので突然の当選にびっくりです。

いろんな花が寄せ植えしてあります。専門家が植えたものなので、なかなか上手に植わっています。玄関の階段に置いて、通るたびに声をかけています。

2012年3月4日日曜日

春の風物詩…いかなごの釘煮

毎年3月の初旬にいかなご漁が解禁になるのですが、今年は2月末でした。寒い冬だったので意外です。

街の通りを歩くといかなごを炊く匂いが漂ってきます。こうなるともう居ても立ってもいられません。背中を押されるようにいかなごを求めて店に急ぎます。

毎年のことですが、上手く炊ければ気分がいいし、その時々で出来栄えが違うのが難しいところです。

材料の分量、炊き方は同じなのにこれだけ差が出るのは、要するにいかなごの鮮度と大きさの違いです。私はどちらも上手く炊けていると思うのですが、家内にとってはプライドが許さないようです。もう一度炊くといっています。

今年は釜揚げも作りました。大きな鍋に新子を振り入れ、網ですくってざるに揚げます。生姜酢醤油で食べると、これは美味い。買うと結構高いのですが、手作りすると遠慮なく食べることができます。

部屋にいかなごの匂いが充満するので、換気をしてからお雛様を飾りました。夫婦とムサシだけのひな祭りですが、ちょうどご近所から和菓子をいただいたので、お供えをして、おさがりを美味しく頂きました。