2022年1月24日月曜日

道を探して竹林の中へ

どうにも気になっている道があるのです。ムサシが亡くなって抜け殻のようになっていた頃、外を歩くことで寂しさを紛らしていました。


その頃、多井畑の集落から畑の中を通って、北須磨団地の土池公園まで歩いたことを記憶しています。もう一度歩いてみたいと、今日アグリと一緒に記憶を辿って歩いてみました。


記憶が定かでないのですが、出発点は覚えています。畑の中の里道を進むのですが、すぐに行き止まりになりました、竹藪があり獣道らしきものが見えるので、そこを行けば何とかなるだろうと進みました。


しかし、進むにつれて道は無くなり、手入れのされてない竹林の中を進むことになりました。家内もアグリも大変苦労をして歩いています。足元も悪いし崖や谷もあるのでいくら冒険好きの私でも、これ以上は無理だと判断し、引き返すことにしました。


出発点の畑に戻ったのですが、以前歩いた道はどうなったのだろう。6年半の間に道が無くなるなんてあるのだろうか。草や竹が繁って道を判らなくしてしまったのだろうか。不思議な気持ちです。


今度はもっと詳しく調べて、絶対そのルートを発見してみせます。このままでは気持ちが悪いのです。




2022年1月19日水曜日

厄神祭、2年ぶりです

 1月19日は厄神祭、田舎に居た頃から楽しみなお祭りです。


私の田舎は加東市、滝野町。其処での厄神祭は珍しい風習がありました。厄年の人が厄を払うために、お金やお餅を撒いて土地の子供に拾ってもらって、厄を落すというのです。私達子供はそれを拾うのが嬉しくて、学校を休んでも参加したものでした。小学校に限ってのことですが。


其処にはいろんなお店が出て、賑やかでした。今では見かけなくなりましたが、自分の腕を切って軟膏を塗り、血が止まるといういわゆる「ガマの油売り」のようなお店も出ていました。小さかった私は印象が強かったのか今でも覚えています。


お金を撒いて厄を払うというのは田舎に限ったことではなく、そのような風習は淡路にも残されていると言う事を聴いたことがあります。もっと大がかりでかなりの散財だそうです。


私の住んでいる土地には「日本最古の厄神」とうたわれている多井畑厄除八幡宮があります。大変有名なお宮で、播州各地から参拝があります。今日はそのお祭り日です。

昨年はコロナのためお祭りが中止され、今年は2年ぶりのお祭りです。オミクロン株に感染しないかと心配でしたが、家内、アグリと一緒にお参りしてきました。





例年ほどの賑わいは有りません。例年は入場制限をするほどの人出なのですが、人も少なくゆっくりお参りすることが出来ました。修祓を受けお参りします。この神社は「人形流し」といって、紙を切って作った人形(ひとがた)に名前を書いて水に流して厄を払いことで有名です。



例年はテントの奥で、サザエの壺焼きやおでんで熱燗を楽しんでいる人たちでいっぱいなのですが、酒類の販売は禁止と言う事で、賑わいも今一つというところでした。ここ数年、的屋の方は大変な痛手を被っていることでしょう。

何とか昔の賑わいが戻ることを祈って止みません。先人が何百年と守り続けてきた伝統です。このような伝統行事を一時の禍のために絶えさせてはいけないと思います。早くコロナが収まってくれますように。






2022年1月14日金曜日

久し振りのパン焼き



 我が家は朝食はパン、サラダ、コーヒーのパン食です。結婚したてにご飯を食べていた時もあったのですが、コーヒーが好きな私はパン食に変わってしまいました。


いつもは市販の食パンを食べているのですが、時々自家製のパンを焼いています。フランスパンまがいのパンや、菓子パンを焼きます。


昨日はチーズ、餡、おせちの残りの栗きんとんが入った3種類のパンを焼きました。600gの強力粉を使って16個のパンが焼き上がりました。


昨日に仕込んでおいて、一晩寝かせ、朝に焼き上げます。中身が判るようにトッピングするものを変えています。

朝、焼きたてのパンを食べるのは楽しいものです。サラダもコーヒーも美味しくなります。

2022年1月11日火曜日

かぶら寿司、2回目作りました

 正月前に仕込み、正月に食べたかぶら寿司が美味しかったので、懲りずに2回目を作りました。








今度は鯖の生寿司ではなく、本格的に鰤を漬け込みました。鰤を3日間塩付けし、酢で〆たのを塩付けしたかぶらに挟み込みました。金沢地方のかぶら寿司です。




2回目なので、手際よく作業が出来ました。お米に麹を混ぜて発酵させるのが一番の難所ですが、湯たんぽ方式で上手くゆきました。大変甘くなっていました。麹菌の力は凄いものです。昔の人は砂糖が貴重だった時代、こうして発酵させた甘みを楽しんでいたのでしょう。


漬け終わって1週間もすれば食べられますが、前回の鯖とどう違うか、比べるのが楽しみです。








2022年1月4日火曜日

山林、竹林を探検しました

 私の住んでいるところは、古い集落を切り開いて作ったNTです。周辺にも同様のNTが点在していますが、少し外れると古い集落ののどかな田園風景、山林、竹林が広がっています。


その古い集落の中には役所の管理していない里道が沢山あります。人が通って出来た獣道の様な道です。勿論車は通れません。

その様な道に興味を持って、あちこち歩いています。昨日と今日は北須磨団地に通じる道を歩いてみました。



畑作業をしておられる農家の人に道を聴いて進むのですが、何度も間違えてしまいます。それでも2ルートを歩きました。どちらも山林、竹林の中を進むのですが、あまり人が通らないのか判りにくくなっています。

1ルートはすぐ判ったのですが、2ルートは始点が判らず、終点から逆に歩いてやっと判りました。思いもよらぬところが始点だったのです。


アグリも一緒に歩きました。野性の血が騒ぐのか、山道になると元気になります。さすが柴犬です。ずっと気になっていたルートです。道が判ってスッキリしました。たくさん歩いてお疲れさん。







2022年1月3日月曜日

明けましておめでとうございます

 2022年が始まりました。コロナ禍で終始した昨年と違い、今年は賑わいも戻り、元気いっぱいな年になりますよう。


元日は夫婦とアグリの二人と1匹の静かな正月でした。撮りためた録画を見たり、近所を散歩して過ごしました。元旦を二人だけで過ごすのは久しぶりです。食事はおせちがあるし、昼間からお風呂に入り、ゆったりとした一日でした。ロシヤ民謡の「1週間」のようでした。


2日は息子夫婦がやって来て、孫の顔を見せてくれました。丸々と太って、元気そうです。這い這いするのが早く、ちょっと目を離す

ととんでもないところに行っています。危ない。危ない。


昼はおせち、夜はすき焼きを楽しみました。年末に買っておいた美味しい日本酒を味わい、話も弾んで楽しい一日を過ごしました。娘夫婦がいないのは残念ですが、調子が戻ればやって来るでしょう。孫に会うのが楽しみです。年寄りになったのかなあ。



2022年1月1日土曜日

おせち料理、今年も作りました

年末になると百貨店、スーパー、通販からおせちの広告が沢山入ってきます。色とりどりで美味しそうです。著名な料理人が監修しているのもあります。


家内は「今年はおせちは作らずに買おうか」と、カタログを眺めていますが、結局手作りしてしまいます。結婚以来ずっと続けているので途絶えさせることができないのでしょう。それと私や子供達も我が家の味に慣れてしまい、出来合いの濃い味に馴染まないのです。


クリスマスのかたづけが終わると買い出しに出かけ、おせちに必要な食材を揃え、27日から作り始め、30日には出来上がってしまいます。以前は大変な作業でした。大晦日のギリギリまでかかっていましたが、ここ数年は段取りが良くなったのか慣れたのか、てきぱきと作業が進み、31日にはお重に詰めるだけになります。私も力作業や面倒な作業は手伝います。


おせちを作ると、食べて穴が開いたところを補充することが出来ます。購入するとそれが出来ず、後から食べる人は残り物を食べるような気になります。そんな訳で毎年作り続けているのです。


写真に撮って、来年作る際の参考にします。我家ではこれが当たり前になっていますが、他の家庭はどうされているのだろう。しかし年々齢をとって来ると大変になります。病気をせず、元気だからこそできるのです。


これからも自愛して、出来る限り作り続けたいものです。