2017年9月30日土曜日

気根を見たことがありますか?

近くの奥須磨公園でラクウショウの気根を見ることが出来ます。


ラクウショウはスギ科の落葉樹で奥須磨公園には至る所に植わっています。それが、小川の近くの湿地だけ地中からタケノコのような根を出しているのです。これが気根です。



最初に見た時には驚きましたが、今ではすっかり慣れっこになってしまいました。植物は根でも呼吸しているのですが、水分が多くて呼吸できないようなところでは、根を空中に出して呼吸するのだそうです。どうして小川の近くだけか判りました。



気根は他の植物でも見られ、熱帯地方のガジュマルの樹などが有名です。又トマトやトウモロコシでも見られるそうです。それらは地上の茎から出た根ですが、ラクウショウは地面から出ているので珍しいのです。


ラクウショウの実はこれです。公園の至る所に落ちています。

2017年9月25日月曜日

M字→V字→I字に変化、モヒカン?

アグリの顔が又変わりました。


7月にが現れ、それがに変化。それが又に変わりました。この3か月の間にこんなに顔相が変わるなんて、面白いものです。



先日散歩していると、ご婦人が近寄って来られ、アグリを見て「自然の毛並みですか?モヒカンカットされているんですか」と聴かれました。正真正銘の自然な顔ですよ。


もうしばらくすると冬毛が生えてきてI字も消えるかもしれません。期間限定のモヒカンを楽しんでおきます。



寛ぐアグリ
アグリはケージにいるときは落ち着くのか、よくこんな格好で寝ています。背中が痛くならないようにタオル等を入れてやるのですが、すぐに引きちぎってボロボロにしてしまいます。



人間と犬の感覚が違うのです。整っているのが気持ち良いのではないのでしょう。










2017年9月23日土曜日

おいでやすカーニバル

毎年9月23日はおいでやすカーニバルの日です。須磨区友が丘にある神戸聖隷福祉事業団の施設で開催される年に1回のお祭りです。

毎年出かけています。普段は接することの少ない障害者の方々と一緒に、イベントやお買い物を楽しんだり、皆さんの活動に接することが出来る良い機会です。

天候が心配されていたのですが、まずまずの天気となり、事前に準備された方々の苦労が無にならなくて本当に良かった。

いろんな団体のテントが林立する中、須磨海浜水族園が亀を展示していました。日本在来の石亀、外来種の赤耳ミシシッピガメの違いを実際に亀を見て教えていました。私は小さい頃から亀を見ていますので解りますが、都会の子供さんは解らないでしょう。外来種が在来種を絶滅の危機に至らしめているのです。


推定年齢20歳の大きな亀も展示されていました。アフリカのサバンナに住むケヅメリクガメです。大食漢で、菜っ葉を与えるとむしゃむしゃと食べます。白いミルクのようなおしっこをします。ウンチは緑色です。こんな亀は初めてです。



今年も障害者の方が車いすのレザーの端切れや段ボールの切れ端で作られた貼り絵をゲットしました。日本の原風景、棚田を画いたものです。この様な風景を見ていると心が癒されます。部屋に飾りました。


作られたのは私と同世代の男性です。ずっと施設で生活され、身近な材料で貼り絵を作られています。人間の尊厳を認め合う社会が早く来るように、皆が努力しなければ。

2017年9月21日木曜日

カヤの実を知っていますか

アグリとの散歩でよく行く奥須磨公園には、いろんな種類の樹が植わっています。
季節ごとに葉の色が変わり、樹木の香りも変わります。


この公園にはカヤの樹が数本植えられています。カヤはイチイ科の常緑針葉樹で将棋盤の最高級材です。木目が美しいのです。


この樹の下に行くと青い実が落ちていました。先日の台風で落ちたのでしょう。オリーブの実のような形ですが、割ると中からまるでアーモンドのような実が出てきます。

アーモンドのようなのは固い殻で、殻を破ると食用の実が出てきます。


この実を見て昔を思い出しました。小さい頃、田舎では元旦に三方にお米、お餅、干し柿、かちぐり、それにこの実を載せて神様にお供えしていました。その時はこの実がカヤの実だとは知らなかったのです。又カヤの樹を見たこともありません。昔からのしきたりを引き継いでいたのでしょう。


かちぐりやカヤの実は火鉢の灰の中で焼いて食べました。懐かしい思い出です。今でも田舎ではこうした伝統が続いているのだろうか?

今の人は火鉢と言っても小説の中でしか知らないでしょう。

2017年9月18日月曜日

今日は敬老の日

今日は敬老の日。昔は9月15日で固定していたのに、最近は毎年変わります。なんだか有難味が失せるようです。


今日は孫のもねが会いに来ました。なんだか毎日来ているのではないのか?



北須磨保育センターの幼児教室で作った敬老のカードを持ってきたのです。このセンターは息子、娘もお世話になりました。幼稚園と保育所が合体した当時としては珍しいセンターでした。


もねはそんなことは解りません。娘の意向です。有難うございました。しかし、敬老のお祝いを受けるとは、嬉しいという気持ちよりも、何故?という気持ちが先に立ってしまいます。


素直でないのです。昔からです。

2017年9月17日日曜日

お食い初め

お食い初めという儀式を知っていますか?


孫のお食い初めをしました。もねが生まれて約100日になります。食べ物に困らないようにといろんな料理を食べさせる真似をするのです。




私はこのような儀式は初めて知りました。息子や娘の時にはしたのだろうか?記憶にありません。




実家でさせてほしいという依頼があり、数日前から家内と娘夫婦で準備をしていました。赤飯、なます、煮しめ、汁、焼き鯛などを用意して赤ちゃんに食べさせる真似をします。



まだ歯も生えていない孫に食べられる訳がないのですが、伝統とはそんなものです。元気に育ってくれることを願いました。



記念写真を撮って、料理は夕飯に私達と娘夫婦で頂きました。ああ、美味しかった。






2017年9月16日土曜日

アグリにレインコートを買ってやりました

台風18号が接近し、予報では数日間雨が続きます。以前買ったレインコートは小さすぎて無理です。カインズへ買いに行きました。


いろんな製品がありましたが、柴犬用の3Mでタータンチェックのを購入。アグリに似合うだろうか?

家で着せてみると、オオー可愛い。これで雨の日も安心です。頭にかぶるフードもついているのですが、さすがにこれは嫌がるだろう。


早速散歩に出かけました。着るのを嫌がるかと思っていましたが、案外簡単に着ました。しかし、雨の日は散歩自体が好きでなさそうです。なだめすかして高倉台を一周してきました。


散歩仲間に会うと「可愛い」と言ってもらえると思っていたのですが、雨の中、誰にも会いませんでした。良い天気の日にこれを着ていくわけにいかないし…。

2017年9月15日金曜日

栃の実を見たことがありますか

アグリの散歩道に街路樹として栃の木が植わっています。


アグリと散歩をしていると、栃の木の葉が黄色くなり、その下に栃の実が落ちています。見た目は栗に似ていますが、果皮が違います。栃の木は沢山ありますが、実が落ちているのはごく少数です。



市街地ではあまり見かけません。山間部へ行ったときには、お土産に栃餅をよく買ったものです。栃の実で作った素朴で大変美味しいお餅です。


TVで山間地のお婆さん達が栃の実を拾い、大変な手間暇をかけて栃餅に仕上げるのを見たことがあります。それ以来栃餅には特別な思いを抱いています。心して頂かないと。




実をいうと私も栃餅は良く食べましたが、実際に栃の実を見たことがなかったのです。珍しいので拾って帰りました。この栃の実から栃餅を作られるところを見学したいものです。





今日の散歩で拾った栃の実です。散歩中に拾ったものなので、アグリは自分のものだと思っています。


山奥の秋が偲ばれます。


2017年9月12日火曜日

津軽三味線ライブショー

加入している生命保険会社のお客様感謝イベントで、津軽三味線ライブショーに行ってきました。

一般的な細竿の三味線は何度も見ていますが、津軽三味線の実演は初めてです。か細い三味線とは違い、力強く打ちつける三味線をぜひ聞きたいと楽しみにしていたのです。

布引の神戸芸術センターでのライブショウでした。車で行ったのですが、近くの駐車場はすべて満車で、結局43号線南の駐車場に入れました。芸術センターまで遠かったこと。


澤田慶仁さんが中心で、他に澤田朝仁さん、秀ふみさんが共演されていました。迫力ある撥さばきに圧倒されました。

慶仁さんは三味線だけでなく、ポップス的な歌を披露されたり、軽妙なおしゃべりで観客を楽しませておられました。私は、津軽三味線の歴史、楽器の説明、演奏法などもっと専門的な話を聴きたかったのですが、大衆相手のショ-ですので無理な注文かも知れません。

昼食は昔よく行った「たから」へ。魚料理が専門です。受け付けのお婆さんが見えないので、「どうされましたか」と尋ねると、「今日は雨だから。いつもは居ますよ」とのこと。良かった!私が二十歳代から居られるのです。

久しぶりに三宮のお店をぶらぶらして帰路につきました。賑やかな所は疲れます。

2017年9月10日日曜日

敬老会に参加してきました

高倉台ふれあいのまちづくり協議会主催の敬老会に参加してきました。

70歳以上の老人が対象です。私は老人が対象の会には拒否反応がありずっと避けてきたのですが、世間で70才というと立派な年寄りです。どのような人たちが集まるのか見てみようと思い参加したのです。


途中で知人に出会い、「今から敬老会に行きます」と言うと、「お世話されるのですか、ご苦労様です」と言われました。「いいえ、私がお世話になるのです」と答えて会場へ急ぎました。


高倉会館へ着くともうほとんど席は埋まっていて、後ろの方に空いていた席に座りました。お年寄りは早いのです。


来賓たちの長い話の後でプログラムが始まりました。一絃琴、マジック、合唱、落語、ハンドベル、舞踊などの出し物が続きます。

マジックと落語はプロですが、他は地域の児童、会館の受講生達で、皆さんこの出演に備えて練習を重ねてきた人たちです。ほのぼのとした気持ちで出し物を楽しみました。又この会のために色々と準備をしていただいた協議会の方々、有難うございました。

地域で支えあうことは、私が子供の頃の田舎では当たり前のことでしたが、近年は個人主義に傾いてしまいだんだん薄れてきています。悲しいような気楽なような…。

2017年9月9日土曜日

アンティークレースの小さなお店

家内と娘と一緒に三宮へ出かけました。賑やかな繁華街へ出るのは久しぶりです。


アンティークレースのお店がオープンしたという案内を頂いたので行ってみたのです。元町の大丸の近くの路地の2階にありました。表には小さな案内しかなく、2階なので顧客しか来ないようなお店でした。



こじんまりした店内にはヨーロッパのアンティークレースが品よく並んでいました。武骨な男性の来る店ではないようです。繊細な感覚を持ったご婦人がひっそりと訪ねる店です。家内はレースのコースターとフランス製のサシェを買っていました。



久しぶりに街へ出かけたので昼食をということになり、赤ちゃんを連れているのでゆっくり食事が出来るところということで、ニューミュンヘン神戸大使館へ行きました。懐かしいです。昔はよくいった店です。



私は普段は昼食を摂らないのですが、こんな機会なので名物の唐揚げと一緒にニューミュンヘン名物の地ビールを注文。昼間から飲むなんて何年振りだろう。



帰りにニューミュンヘンのコースターを頂いて帰り、家でも大使館気分で乾杯しました。








2017年9月4日月曜日

顔が又変わりました、M字がV字に

アグリの顔にM字の眉が現れ戸惑っていたのですが、最近また顔が変わりました。

M字になった時には、散歩で会う顔見知りの方からは、「顔が変わったね!」と言われていました。「変な顔になったね」というのを遠慮して言われたのでしょう。



ブリーダーの所では父親は確認したのですが、母親は見ていません。どの犬舎も父親の写真は載せていますが、母親の写真を載せているのは見たことがありません。おそらく子供を生んで痩せ衰えてみすぼらしくなっているのでしょう。



ところが、数日前からM字がV字になったのです。今では両津勘吉と言われることはありません。こんなにしばしば顔が変わっては出会う人も戸惑われると思います。M字に変わった時も「別の犬かと思ったが、飼い主さんが同じだから…」と言われました。


未だ10か月で成長過程だから顔も変化するのでしょう。僅か2か月足らずで母親から引き離されて見知らぬ人に売られてゆくのです。それを想うと可哀そうなことです。


どんな顔になっても我が家に迎え入れた家族です。可愛いよ!アグリ。