2023年11月26日日曜日

アグリが亡くなりました


 昨日の午後、アグリが7歳で旅立ちました。一昨日から急に様態が悪化し寝たきりになり、昨日息を引き取りました。


元々腸の調子が悪く病院にかかっていたのですが、元気な柴犬でした。若い頃は、おらが山~旗振り山へ行くのが日課で、時には横尾山~須磨アルプス~水野町まで歩いたものでした。ボール遊びも大好きで、散歩の途中でボールを拾っては持ち帰り、テニスボールが箱一杯になりました。


10日ほど前からおしっこに行くと、もう出てしまっているのにまだ催すのか、足を挙げたままの姿勢でいます。膀胱炎ではないかと病院で言われました。炎症性腸疾患の治療にステロイドを投与されていたのですが、ステロイドは感染しやすくなるという副作用があるようです。

食欲も無くなっていたので痩せて体重も減っていました。栄養を吸収できないのです。それを治療するにはステロイドの投与が必要だし、それをすると感染がひどくなる恐れがあり、どちらを採るか難しい選択の様でした。


アグリがいなくなったのをまだ実感できません。


食事の用意をしていると台所をうろうろしだすのが常でした。喜びの感情をあまり表わさないアグリでしたが、いつもじっと家族の様子を見ていました。家内への甘え方は特別で、静かに身を寄せいつまでもそうしているのです。


寝るときは自分で2階へ上がって行き、私の寝床で寝ていました。朝はアグリと私は一番に起きて、家人が起きてくる前に散歩に出てゆき、食事の準備が出来たころに帰宅したものです。



私の生活リズムもアグリに合わせていましたので、アグリがいなくなると狂ってしまいます。明日からどうしよう。歩く歩数も大きく減少することでしょう。


今日、前開の動物霊園にて火葬してもらいました。ムサシもここで火葬してもらったのですが17才でした。アグリはあまりにも早すぎる。真っ青な青空のもと、青白い煙が登ってゆきました。アグリの魂も天に帰ったのかしら。

アグリの使っていたケージ、クレート、食器類、おもちゃなどをいずれは処分すべきですが、まだ手元に置いておきます。その日が来るのを待つしかないのです。


アグリはいろんな人に可愛がっていただきました。親しい友人がアグリに綺麗なお花を届けてくださいました。家人以外には触ってもらえなかったアグリですが、お別れの前に優しくたくさん撫でてもらいました。


2023年11月15日水曜日

高田晃太郎「ロバのスーコと旅をする」

 高田晃太郎さんの「ロバのスーコと旅をする」を読んでいます。高田さんは北海道で新聞記者生活をしていたのですが、会社を辞めて海外へ放浪の旅に出ました。そこでロバと生活している人々に出会い、自分もロバと一緒に旅をしてみたいと思うようになったのです。

この本は2022年3月から2022年12月までロバと一緒にイラン、トルコ、モロッコを歩いた旅行記です。ロバの背中に荷物を載せ、歩いて歩いて、日が暮れればテントを張って野宿する。その中で経験したいろんな出来事が書かれています。


土地の人の好意でチャイに呼ばれたり、家を貸してもらったり、時には追いはぎに襲われたりしながらも歩き続けるのです。これを読むと自分の経験できない世界を知ることが出来、自分の価値観や生活がいかに狭いものかを思い知らされます。

この本を読んでいて気になったのは、高田さんは何故目的もなく歩き続けるのかということでした。歩くことが手段で、歩いた先に何らかの目指すものがあるのかということです。高田さんはなにもない、ただロバと歩きたいだけだと言っています。


昨年の暮れにモロッコから帰国した彼は、またロバを買って日本を縦断しています。それがツイッターで追うことが出来るのです。


ご近所の友人がこのツイートを追っていて、ツイッターのアプリを取り込んでいない家内にLINEで送ってくれています。私もそれを読むのが楽しみです。今頃はおそらく九州に渡っているのではないかと思うのですが、具体的な土地は表示されません。


私とは異次元の経験をされている高田さんの冒険を応援してゆきたいと思っています。







2023年11月12日日曜日

多井畑まつりに行ってきました

 多井畑の集落は自治意識が強く、自治会、婦人会、老人会など各種の団体がいろんな活動をされています。私はアグリと集落の中を散歩する時に、掲示板を見るといろんな行事が掲示されています。


最近のNTでは住民の交流が疎遠になり、ご近所との触れ合いもほとんどなくなってしまいました。多井畑のような集落を見ると懐かしく、ほっとする気持ちになるのは私が田舎育ちだからでしょうか?

今日は多井畑集落のお祭りです。幼稚園の跡地で開催されました。お知り合いの住民の方に声をかけていただき、参加させてもらいました。



午前中はチアリーディング、玉入れ、綱引き、リレー、パン釣り競争、民謡の演奏などがあり、昼食には参加者におにぎりと芋煮の炊き出しがふるまわれました。婦人部の方が用意されたのでしょう、美味しく温まりました。



午後は野菜、花苗の直売、バルーンアート、輪投げ、投的などで大人も子供も楽しみました。私と家内、娘は野菜の直売で白菜、里芋、大根などを購入しました。どれも立派な野菜で美味しいのです。




孫達はバルーンアートで色んな動物を作って楽しんでいました。また婦人部の方の神戸みなと音頭や消防団の放水が披露されました。数か月前に見たTVドラマ「ハヤブサ消防団」を思い出しながら楽しみました。


最後に抽選会がありました。一等から四等までは当たりませんでしたが、参加賞でごみ袋を頂いて散会となりました。また、バルーンアートで講師が被っておられた王冠がくじ引きで孫娘に当たり、大喜びでした。

時々小雨も降りましたが、非常に楽しい一日を過ごすことが出来ました。多井畑集落の皆さん、有難うございました。

2023年11月8日水曜日

ぶら下がっています

秋の良い天気です。ベランダには干し柿とカレイが干してあります。


干し柿はご近所から頂いた渋柿です。風情を感じます。去年は柿の生り年だったので、食べ切れない甘柿の次郎柿で干し柿を作りました。結構上手くゆきました。今年は裏年です。

カレイは昨日買ったのですが、ドリップが沢山出ていたので干し直しています。よく乾いたカレイの干物は美味しいのです。しかし、困ったことにどこからかハエがやってきて、カレイの周りを飛び回っています。追い払ってもすぐに寄ってきます。すごい嗅覚です。


干し網に入れればよいのですが、野菜を干すのに使っている網なので、臭いが付くのは困ります。良い知恵はないものでしょうか?そうだ、シンクのネットを被せてみました。これでハエの攻撃から守れます。




だんだん冬に近づいています。今年は秋が短いようです。



2023年11月6日月曜日

結婚記念日のプレゼント、カクテルグラスとキュラソー

 11月3日は私たち夫婦の41年目の結婚記念日です。去年の40周年には娘からお祝いのワインを贈られました。今年は区切りの年でもなくいつも通り夕食をとっていましたら、娘と孫達が思いがけない嬉しいプレゼントを用意してくれていたのです。


カクテルグラスとブルーキュラソー(青色のリキュール)です。カクテルを楽しむようになって色を付けてみたくなり、今まではカキ氷用のシロップを使っていたのですが、インチキカクテルになり、本格的なキュラソーが欲しかったのです。

早速作ってみました。カキ氷用のシロップより少し色が薄いように思いますが、味は全然違います。私は大きい方のグラス、家内と娘は小さいほうのグラスで作りました。淡いブルーが綺麗です。


カクテルにはいろんな色がありますが、赤、緑はまだキュラソーを持っていません。折々に揃えてゆきます。


カクテルは夜に友達と語らうときに飲みたいお酒です。バーなどで飲まれるのもそういうことでしょう。誰か友達を招いて楽しい夜を過ごしたいものです。





2023年11月4日土曜日

アグリの調子が悪い

元来腸の調子が良くなく、病院通いが日常化しているのですが、 10日くらい前から調子が悪くなり、水のような下痢が続き、食欲も無くなり、体重も3kg減少しました。体を撫でてやるとすっかりやせてしまって骨が触ります。


病院へ行ってステロイド、抗生剤の注射を4日続けて投与され、昨日から投薬に切り替わりました。いつもの元気がなく、散歩も近場をちょっと歩いて帰ってきます。


医師の指示で、ドッグフードからささみ、サツマイモ、ジャガイモの湯がいたもの、白米に切り替えて与えています。昨日くらいから少し食欲が出てきたようで、与えた食事は完食するようになりました。良かった、良かった!


昨日は家内、娘、孫と一緒に農業公園に行ってきました。私は留守番です。元気な頃はよく行っていたところです。可愛い写真を撮ってもらいました。



アグリは愛らしいというタイプではなく、正統派の柴犬タイプで、凛々しく見た目が立派です。病気上がりですが、綺麗に撮れています。


まだまだ治療は続きますが、早く元の元気なアグリに戻ってほしいものです。