2015年12月31日木曜日

ムサシ、会いたかった…??

今日は大晦日。家内が頑張り、昨日までにおせちの準備はすべて出来上がって、今日はお重詰めだけです。

それも午前中に終わり、午後から息子がお世話になった知人が、犬を連れて訪ねてきてくれました。

ムサシそっくりの雌の柴犬です。マリです。最初はご主人に寄り添って、緊張していました。おとなしいといえども柴犬です。恐る恐る手をだし背中を触ります。懐かしい。しかし、ムサシはこんな服は着ていなかった。着ていたピンクの服を脱がすと、ムサシそっくりです。


慣れてきたころを見計らって抱かせてもらいました。この感触…、何か月ぶりだろう。ずっしりした重さと、温かい体温が伝わってきます。いつまでもこのままでいたい。


ムサシとの日々を思い出します。犬が一緒にいることがこんなに楽しいとは。また第二のムサシが欲しくなってきます。名前も考えています。



しかし20歳近くまで生きてくれると私は88歳。介護するのに十分なことがしてやれるだろうか。十分な散歩をさせてやれるだろうか?車も運転できなくなれば、医者にも連れて行ってやれない。…こんなことを思うと、つい腰が引けてしまうのです。

今年の最後になって、懐かしい時を過ごしました。マリ、緊張しただろう。有難う。

皆さん、良いお年をお迎えください。

2015年12月28日月曜日

手作りパン

私は台所の料理には全く関わりませんが、例外が二つあります。一つはぬか漬けの管理と、もう一つはパン焼きです。


最近知人に差し上げたパンの評判が良かったので、また張り切って焼いてみました。今回はパン生地の中に具材を入れて巻き寿司のように巻き、それを輪切りにしてダッチオーブンで焼き上げたものです。


具材は日によって変えるのですが、今回はレーズン、粒餡、柚子ピールです。レーズン、餡は何度も焼いているので結果の予想はつくのですが、柚子ピールは初めてなので不安です。まずは我が家で食べてみないと。


と言うのも庭の柚子の皮を砂糖で煮詰めて乾燥させて作ったピールなのです。皮を一晩水に漬けるとレシピにあったのを省略したので、苦みが残っているのです。漢方薬の様で、それはそれで美味しいと思うのですが・・・


たくさん作ったのでパンに入れてみたのです。ん?なかなかいけます!ピールだけだと少し苦くても、パンに入れるとそれなりに和らぎます。家人には、いちじくのグラッセを入れたパンが好評ですが、柚子のパンも香りが良くて美味しい!



2015年12月26日土曜日

クリスマスに新酒が届きました

毎年クリスマス前に、ピーロートからドイツワインの新酒が送られてきます。今年も届きました。


ワインは年によって出来具合に差があると言います。雨が少なく、天気の良い日が続いた年は葡萄の出来が良いそうです。これはドイツのことですから、日本にいる私達には判りません。「今年も良い出来ですよ」とまるで見たような電話が掛かってきますが、真偽のところは判りません。


早速クリスマスに試してみました。栓を開けた当初は、まるでサイダーのような軽い味がしたのですが、一日たつと上品なコクとまろやかさが口の中に広がります。やはり安く売られている大衆ワインとは違います。


ワインの品質や味のことはよく解らないのが事実です。その点、ドイツワインは国家の格付けがあり、ラベルに表示されているのでそれなりに安心です。QbA→カビネット→シュペートレーゼ→アウスレーゼと格が上がってゆくのです。


送られてくる新酒はQbAです。それでも1本2,500円するのです。輸入食品店のジュピターではいろんなワインが売られています。そこには1,500円くらいのアウスレーゼがあったり、カビネットでも1,000円以下で売られています。


ピーロートの販売員にそのことを問いただすと、産地によって異なるのだと言います。ライン川の上流になるほど格が上がり、品質が良いというのです。ピーロートの畑はナーレ地方に限定されているので、下流の地域と比べて高品質だと言います。


心に落ちないのですが、美味しく楽しめたら良いのです。日本酒や焼酎でも価格に大変な差がありますが、飲み較べてその差が実感できるとは限りません。芸能人格付けチェックが良い例です。


それにしても、今年はムサシが居ないし、息子も帰ってきませんでした。家族3人の寂しいクリスマスでした。

2015年12月12日土曜日

須磨アルプスから高取山へ


天気が良いので山に出かけました。家の近くの高倉台から六甲全山縦走路を東へ進みます。

家内が気になっている道があると言うので、高倉台の階段道を外れ、山裾から山腹へ続く遊歩道を登って行くと、地元のボランティアが花壇を育成しておられました。人が歩いた後を辿って更に登ってゆくと、なんと、横尾山の頂上にたどり着きました。歩いてみないと判らないものです。


険しい道を上っていると、後ろから柴犬を連れた男性が私たちを追い抜いて行きました。急な斜面や岩場を走ってゆきます。こんな山の中で柴犬に会うなんて…。ムサシを思い出し、つい声をかけてしまいました。福ちゃんと言って、7才だそうです。ムサシを思い出して何とも言えない気持ちになりました。有難う、福ちゃん。



東山から全山縦走路を下って、妙法寺を過ぎ高取山の麓へ。ここからはほぼ直登です。須磨、長田の街を見下ろしながら、登りきると高取神社です。長田区の民話においては山全体が水没した際に大きな松に絡んだタコを捕獲したということから「タコ取り山」と名づけられたという説があります。


この山は市民登山の山としても知られていて、登山回数の銘盤が立っています。20,000回を超す方がおられました。毎日登ったとしても55年かかります。信じられない記録です。正確な記録が残っているのかしら?

高取山からはいろんなルートがあります。私たちは板宿へのルートを下ってゆきました。商店街では地元の高校、大学がパフォーマンスをして盛り上げていました。改装なったマックでハンバーガーとコーヒーで一服し、またまた歩いて家までたどり着きました。




家内は30,000歩、私は26,000歩をカウントしていました。疲れましたが、気持ちの良い疲れです。今度は別のルートを下ってみようと話し合っています。




















2015年12月8日火曜日

またまた須磨アルプス

今日も天気が良いので、山歩きです。


今日は家内と一緒に、昨日も歩いた須磨アルプスを越えて板宿へ行くことにしました。家内がついて来れるか心配でしたが、塩屋への歩きで鍛えているのか、大丈夫のようです。


横尾山頂上から見る景色は、以前住んでいた街を一望でき、懐かしいものでした。この山歩きは常に自動車や人の活動の音が聞こえるので、静かな山歩きをしたい人には向いていませんが、人の営みも受け入れる人には、安心して歩くことが出来るルートです。


アルプスの稜線かと間違うほどの岩肌の眼下に、中学校の校庭が見えています。海には関空や神戸空港を離着陸する飛行機が飛んでいます。


頂上でミカンとバナナでエネルギーを補給し、後は下りです。途中で綺麗な葉に赤い実を着けた樹木を見つけ、一枝頂きました。記念に持ち帰り、活けるつもりです。


板宿商店街でドーナッツと温かいコーヒーで一服、ホッと一息つきました。板宿商店街は久しぶりです。神戸市営地下鉄が名谷~板宿まで開通した時は、板宿は山陽電鉄で2番目に乗降客が多い街でした。今は3番目となっています。

大手町の立派なお屋敷を見ながら、「近くに住んでいても知らないところが多いものだね」と言いながら家路につきました。

2015年12月7日月曜日

須磨アルプス~板宿へ

午後は家内と娘が出かけるので留守番です。天気も良いので須磨アルプスを歩こうと思い立ちました。ミカン一つをポケットに入れて高倉台から横尾山に登りました。


急な階段を上りきると見晴らしの良い展望台があります。50年前、須磨アルプスを削り取って造成した団地が一望できます。1970年に私が神戸市役所に入った時、オリエンテーションで連れて行かれたのが入居の始まった高倉台でした。






 しばらく山道を歩くと見晴らしの良いところに出ます。
 横尾山頂上は六甲全山縦走路にも当たっており、標識も整備されています。



ここから下りになります。途中に岩が露出して歩き難いところがありますが、鎖や階段が整備されています。若い頃、高尾台の独身寮に入っていた時、寮の裏山から須磨アルプスへ登り、降りたところが離宮公園の中でした。入園料なしで入れます。




 馬の背といって左右が切り立った場所がありますが、注意して歩くとそんなに危険ではないのです。


そんなに登山者は多くないのですが、途中で20~30人のお年寄りのグループに出合いました。皆さんきちんとした装備をしています。大した山でないのにと思いながらも感心しました。


全山縦走路から外れ、板宿への路を進みます。山の終わりが板宿八幡神社です。


休憩して電車で帰ろうかとも思ったんですが、結局帰りも歩くことにしました。良い運動になりました。お疲れ様!

2015年12月6日日曜日

柚子ポンズを作りました

柚子がたくさん実ったので柚子ポンズを作りました。



ポン酢は以前にも手作りしたことがあります。醤油7:酢5:味醂3の割合で調合するのを七五三ポン酢と言います。これはプロの調理人にも使われているレシピで、ポン酢の基本です。それに昆布や鰹節を漬け込んで味を調えるのです。




七五三ポン酢を基本に、柚子やカボスを加えて自分流のポン酢に仕上げるのです。

お店ではいろんなポン酢が店頭に並んでいます。「原材料」を見ると柚子やカボス等の柑橘類の果汁が50%くらいまで高めてある商品もあります。当然ながら、柑橘類の割合が高くなるほど高価です。



我家のポン酢は七五三ポン酢に一割くらいの柚子果汁を加えたものです。それでも市販の味ポンよりも数段美味しいのです。


冬は鍋物が多くなります。私は大根おろしにポン酢をかけて食べるのが好きなのですが、これからますます活躍してくれそうです。