2018年11月30日金曜日

小林先生を偲ぶ会

私が20代の頃からギターを習っていた小林勝夫先生が亡くなられて22年が経ちます。


私が神戸市役所へ勤め出して間もなく、友人の影響でギターを習い始めました。勤務が終わった後、三宮の白蘭楽器店の2階でのレッスンでした。


カルカッシのギター教則本をテキストにして、出された課題曲を次回までに練習してゆくのですが、時間が取れないで練習が出来ていない時など、情けない気持ちと先生に申し訳ない気持ちで行くのが辛い時もありました。


それ以来、レッスンの場所はあちこち変わりましたが、レッスンを続けていけたのは先生の人柄と、私にとっては別世界の人達との付き合いでした。仕事が忙しくなった時にも、日時や時間を変更して頂いて、永く続けることが出来ました。


先生が亡くなられてから、お弟子さん達の有志で毎年偲ぶ会を開催しています。ここ数年は塩屋のティンカーベルという喫茶店で開催しています。


ジャズやクラシックのレコード・CDが豊富で、食べ物持ち込み自由というユニークな喫茶店です。オーナーの鈴木さんも小林先生の門下生で,偲ぶ会のお世話をして下さっています。奇特な方です。


今日は10名が集まり、思い出や近況を語り合いました。個人レッスンでしたが合奏や発表会で一緒になった仲間です。気が置けず楽しい時間を過ごすことが出来ました。

年明けには金谷幸三さんのコンサートも計画されています。楽しみです。

2018年11月23日金曜日

くちなしの実

渡哲也の「くちなしの花」という歌を知っていますか?


春に白い花を付けて良い香りが漂います。沈丁花、くちなし、金木犀が代表的な香木ですが、くちなしは春に限らず、秋にも花を咲かせ良い香りを楽しむことが出来ます。




アグリとの散歩の道中に、あちこちでくちなしの樹が植わっているのに出会います。その中で実を付けているのに出会うことがあります。非常に稀です。



ネットで調べると八重の花には結果せず、一重の花にしか実を結ばないとありました。確かに大きな樹には実が付かず、刈り込まれた低木に実を付けています。しかし、八重にも結果していました。


幼い頃から、くちなしの実は栗きんとんや餅の色付けに使うのは知っていましたが、実際に樹に付いている実を見ることは無かったのです。





夏の頃からずっと観察していました。緑の実がオレンジ色に色付き、収穫できるようになりました。街路樹なので所有権の問題はありません。摘んできました。




我家でも毎年おせち料理に栗きんとんを作りますが、さつま芋を茹でるときにくちなしの実を砕いて入れると、綺麗な黄色に茹で上がるのです。


今年のおせちには是非このくちなしの実を使ってもらおうと思っています。

2018年11月18日日曜日

のじぎくの丘、ハンモック復活


のじぎくの丘では、のじぎくが満開で素晴らしい景観なのですが、もう一つ楽しみがあるのです。ハンモックです。


森の中の樹にハンモックが3貼張られていて、それに寝転がって木々の枝のにとまる小鳥達、その背景にある空を眺めるのが好きでした。




今年の夏にハンモックが無くなってしまいました。どのような経緯があったのか解りませんが、非常に残念に思っていたのです。



先日、行ってみるとハンモックが復活していました。今日は家内とアグリと一緒にハンモックを楽しみに来ました。





ハンモックに揺られて森の木々を見ていると、世俗の色々なことは忘れてしまいます。どうでも良い事に気を使いすぎています。もっと自然に穏やかに生きたいものです。

2018年11月17日土曜日

最後のツルムラサキ

6月に庭の畑に一株ツルムラサキを植えたのですが、いまだに元気に蔓を伸ばしています。しかし、夏の野菜をこれ以上置いておくのも可哀そうなので、食べてしまうことにしました。


蔓の先端を切って食べるのですが、すぐ下からわき目をグングン伸ばしてゆきます。それに肉厚の葉を付けます。すごい生命力です。



お浸しにしたり、中華風にしたり、いろんな食べ方がありますが、今回はモヤシと炒めました。茎は家内が何とかしてくれると思います。こんなに生命力の強い野菜を食べると元気になるような気がします。気のせいかな?


これが最後のツルムラサキです。長い間ありがとう。心して味わおうと思います。










P/S
ツルムラサキの軸は家内が辛し和えにしてくれました。酒の肴にピッタリでした。






2018年11月14日水曜日

のじぎくが満開です

横尾山の中腹、「野路菊の丘」にのじきくが満開になっています。


横尾山近隣にお住いの有志が、ボランティア活動として山腹にのじぎくの花壇を作っておられます。毎週火曜日を活動の日に当てて、のじぎくの苗の育成、管理、山道の整備などの活動をされています。


アグリとの散歩によく行くところです。私が以前住んでいた横尾団地全体が見渡せて、懐かしい思い出に浸ることが出来る場所です。ここから横尾山に直登することも出来ます。


ここには3種類ののじぎくが花を咲かせています。白い花弁が大半ですが、黄色い花弁、ピンクの花弁もあります。ピンクのは家庭で植えられている菊との交配種だそうです。


斜面にこれだけののじぎくが咲き誇ると見事なものです。遠くからでも斜面が白く輝いています。



のじぎくは園芸種というよりはあちこちの道端に咲いている花です。ひっそりと咲くのじぎくも良いものですが、これだけ群集していると見事というほかありません。


2018年11月6日火曜日

いきなり団子を食べたことがありますか?

頂いたいきなり団子
ご近所から熊本のお土産に「いきなり団子」を頂きました。




初めて聞くお菓子だったのですが、食べてみると皮の中に芋と餡子が入っていて素朴で美味しいものでした。



蒸かしたさつま芋と餡子を米粉で包み、蒸し上げたものです。熊本地方で、いきなりお客が来てもささっと作れるというのが由来だそうです。





こんなに美味しくてそんなに簡単に出来るなら、作ってみようと思いました。レシピはネットで調べました。材料はさつま芋、餡、米粉、小麦粉だけです。




蒸したさつま芋を餡と一緒に米粉と小麦粉で作った皮で包み、10分足らず蒸し上げるだけです。





米粉は白玉粉(もち米の粉)ということでしたが、上新粉(うるち米の粉)しかなかったのでそれで作りました。あまり厳格に考えなくても良いようです。



パン生地はよく作りますが、小麦粉と米粉を水で溶いたのは粘り気が無く、包むのに苦労しました。レシピよりも水を少なくして堅めの皮を作ると良いでしょう。





私が作ったいきなり団子

簡単にすぐ出来ました。頂いたいきなり団子はお店で売られていた物だそうで皮が薄く均一でしたが、そこが難しい所です。私が作ったのも初めてにしては美味しく出来ました。癖になりそうです。




さつま芋が売られている間はちょくちょく作ろうと思っています。






2018年11月4日日曜日

庭木の剪定

庭の木蓮、コブシの剪定をしました。葉が枯れて落ちると隣に迷惑になるので、その前に切り詰めるのです。


業者を入れる家が多いのですが、我が家は毎年自前で剪定しています。全くの素人なので、どの枝を残してどの枝を切るのか判りません。


とにかく長く伸びた枝を切っていますが、専門家が見ると酷い切り方だと思います。


一度きちんとした知識を習得したいと思うのですが、そんなに簡単に習得できる訳がありません。


知識だけが先走り、酷いことになるのが関の山です。何年も現場を踏んで身に付けるものなのでしょう。


沢山の枝を切り詰め、見かけ上はさっぱりしました。日当たりも良くなりました。


アグリが庭に出て切り落とした枝の間を走り回っていました。


明日、クリーンセンターへ持ち込みます。以前は枝を小さく切り詰めて可燃ごみに出していたのですが、その作業が大変でした。そのままセンターへ持ち込めると判って大変楽になりました。