2018年12月31日月曜日

お正月の準備

今日は大晦日。1年の締めくくりです。


毎年、正月が近付くと家内は「今年こそ、おせちは手を抜いて楽をしよう」と言います。3段のお重も予約をしていれば簡単に購入することが出来ますし、豪華で綺麗に盛り付けてありますが、食べると穴が開いてしまい、補充できません。



また、今まで手作りしてきて家庭の味が出来上がっていて、息子や娘も我家の味に慣れ親しんでいます。そこでやはり頑張って手作りしてしまいます。





ここ数年は数日前から準備を始めて、30日までに作ってしまいます。大晦日には午前中にお重に詰めるだけです。段取りが良くなって、余裕まで出てきました。





おせちに使う筍ですが、中国産は怖いし、国産のは高くて躊躇していました。そこで、春の筍の時期に沢山採って、瓶詰にしていました。


これで年末は大丈夫と思っていたのですが、大失敗!ホワイトアスパラのように柔らかくなっていて、筍独特の歯ごたえがありません。慌ててお店に走りました。


家内が頑張ってくれたお蔭で、こんなに美味しそうなお重が出来ました。食べるのは明日。今日は息子が帰って来たので、すき焼きにします。息子が持ち込んでくれた「千年一」の大吟醸を頂きます。盃は献血で頂いた記念の品です。

2018年12月27日木曜日

庭の大根初収穫

花壇に植えた大根を初収穫しました。花の横に植えていたので、養分が回らず大きくならないのではと心配していたのです。


予想した通り、あまり発育は良くありません。直径3cmくらいのがほとんどですが、中にはもう少し太いのもあります。品種が「青首耐病総太り」なので、茎の部分が土の中からニョキニョキと伸びて10数cm顔を出すはずなのですが、あまり伸びていません。


昨年の秋の台風でクレストが倒れるまで、樹木が植わっていた土地です。野菜の栽培には適していないのです。


土壌を入れ替えるのは無理なので、肥料を継続して入れていたのですが、有機質が不足しているのだろうと思います。


一番よく育っているのを引き抜きました。茎は良く張っていて、葉も瑞々しいです。上出来です。こんなのが沢山採れれば良いのですが。

家内はクリスマス飾りを片付け、おせち料理の準備に取りかかっています。
採れたての大根はさっそく正月のなますにしました。葉はしょうがと炒めてカリカリのじゃこをトッピングし、夕食のおかずです。農産物の販売所では大根やカブを買って葉を捨てて帰る人がいますが、勿体ないことです。大根やカブは茎を食べるなんて誰が決めたのでしょう。


正月用のなますを味見しました。美味い!大根の葉も美味い!


2018年12月24日月曜日

山と海へアグリと

今日は久しぶりに天気が良く、プールも休館日なので、ゆっくりアグリとの散歩を楽しむことが出来ました。



朝は家内も一緒に旗振山へ。珍しく山で3匹の柴犬に出合いました。紀州犬のリュウにはよく遭うのですが、他の犬に出合うことはほとんど無かったのです。


その中でもアグリは最も姿が立派だと嬉しくなりました。親バカです。若いからでしょう。


山頂から見る明石海峡は沢山の船が行き交い、古来から海運の要所だったのを再認識。海を見ていると時間のたつのを忘れます。いつまでも見ていたい。


山を下りて、明石海峡の大蔵海岸へドライブ。広い砂浜を歩くとまるで春の海のようでした。アグリは海が初めてだったせいか、波を怖がります。夏には茶色く濁っていますが、冬の海は水が澄んでいて美しい。


海辺を走る2号線沿いには、食事や喫茶を楽しめる店がいくつもありますが、我家でのコーヒーとお菓子が美味しいので、あまり外では入りません。今日も結局自宅へ帰ってから、アップルパイとコーヒーでお茶にしました。



いつも外でお茶を飲もうというのですが、結局は家に帰ってきてしまいます。家のリビングが一番居心地がいいのです。他の人はどうなんだろう。





2018年12月23日日曜日

クリスマスパーティー

我家はクリスチャンではないのですが、何故かクリスマスには家族集まってパーティーをします。子供達が小さい頃からの習慣です。


今年はみんなの都合の良い22日(土)にしました。息子、娘夫婦、孫が集まりました。



家内は前日から料理の準備や、買い出しに忙しくしていました。

フライドチキン、アップルパイは購入しましたが、スペアリブ、かぼちゃのスープ、ポテトのチーズ焼き、サラダ、無限ピーマン、鯖缶のトマト煮、クチナシご飯、カレー、もねの為にアンパンマンご飯を作ってくれました。


息子がチョコレート、ビールを持ち込んでくれました。1人で暮らしているので食べきらないのでしょう。付き合い以外は家では飲まないそうです。


娘夫婦がピザ、ブランド牛のステーキ、スパークリングワインを持ち込んでくれ、デザートにメロンです。


賑やかに食事をしていると、突然サンタが現れ、皆にプレゼントを配ってくれました。

もねはびっくりして大泣き!それでもプレゼントはちゃっかり受け取っていました。娘婿がサンタの衣装を着ていたのです。若い人はノリが良いんです。


賑やかにプレゼントの交換です。私には焼酎とサバディーン(鯖のオイル漬け)。家内にはイヤリング、ハンドクリーム。息子には山の本、カレンダー、靴下、相撲雑誌。


娘婿にはネクタイ、娘には旅行以来はまっている芋焼酎、もねには絵本と玩具、アグリにはほねっこ。


楽しいひと時を過ごしました。少し飲みすぎたかな? たまには良いか!!
来年は息子のお嫁さんも参加出来れば嬉しいのですが…。






2018年12月15日土曜日

奥須磨公園の水鳥

奥須磨公園に行くたびに、池に鳥の種類が増えています。


夏にはアオサギくらいしか居ないのですが、秋から冬にかけていろんな水鳥が渡って来ます。そして、春にはまた何処かへ渡って行きます。


カルガモが一番最初にやって来ました。茶褐色の鱗模様の胴体に、白い雨覆羽、黒い嘴の先端が黄色。脚は燈赤色が特徴です。


新たな発見がありました。側面に青い羽根があるのです。普段は見えないのですが、何かの拍子に下の羽の色が見えたようです。


最初は別の鳥かと思いましたが、カルガモです。知らなかったことがよく観察すると解ってきます。



ホシハジロがいました。胴体は白くて、頭が茶色です。嘴は白色です。短いくさび尾が特徴です。




 ハジロの仲間ではキンクロハジロもやって来ます。今年はまだですが、もうすぐ見ることが出来るでしょう。



アグリと散歩をしていると鳥、樹木、野草など自然界のいろんな物に興味が湧きます。解らないのがあると、図鑑で調べます。


孔子が弟子達に「詩を学ぶことによって鳥獣草木の名をたくさん知ることが出来る」と言われたが、山野を歩くことによっても鳥、樹木、野草の名を知ることが出来ると言えます。

2018年12月8日土曜日

今年の一皿に「鯖」が選ばれた

今年の世相を最も反映する食の一品を選ぶ今年の一皿に「鯖」が選ばれました。


飲食店の情報を検索するウェブサイト「ぐるなび」が今年もっとも話題になったり、世相を反映した食品を、検索数や会員のアンケート、メディア関係者の投票をもとに選んだものです。ちなみに2位は花椒を使った「しびれ料理」です。


EPA,DHAなどの必須脂肪酸を含む鯖は、健康志向で人気が高まり、鯖専門店が出店したり、缶詰も品薄になっているようです。


実は私は鯖が大好物なのです。煮付、塩焼き、生寿司どれも大好きです。昔から鯵、秋刀魚、鯖などの青魚に眼が無いのです。今年の決定は遅きに過ぎました。


私は週に2~3日は鯖を食べています。塩サバを焼いたり、生サバを煮付けたり、時々新鮮な鯖が手に入ると生寿司を手作りしていました。サバ缶は常備しています。家内は青魚が苦手なので、別メニューです。


今日は鯖の水煮缶を使って新聞に載っていた料理を作ってみました。ジャガイモをニンニクで炒めて、サバ缶、トマト、醤油、マヨネーズ、バジルを加えて煮込めば出来上がりです。今までサバ缶の汁は捨てていましたが、ここでは汁ごと使います。


美味しい。ニンニクとバジルの効果で臭みも無く、家内も食べていました。鯖のレパートリーが一つ増えました。

2018年12月3日月曜日

天然の着色料、クチナシの実

アグリとの散歩の途中に見つけたくちなしの実が、どれだけ着色効果があるのか試してみたくて仕方がないのです。


家内がおせちの栗きんとんを煮るとき、さつま芋を着色するのに使っていましたが、おせちまで待てない。そこで、今日ご飯を炊く時にくちなしの実を使いました。


クチナシの実2個を水の中に入れ、沸騰させて2~3分煮ます。その煮出した黄色い水で普段通りにご飯を炊いてみました。


写真のように黄色いご飯が炊き上がりました。ご飯に黄色い色を付けるには、サフランのめしべを使うという方法もあります。私もサフランを栽培し、花が咲いた時めしべを集めたことがあります。


しかし、めしべはほんの僅かしか取れません。何年もかけて集めようとしたのですが、球根が駄目になってしまい、続きませんでした。サフランが高価なのが解りました。


ウコンから採れるターメリックで着色する方法もあります。これは香りや味が独特なので、エスニックな料理にしか使えません。私も貸農園でウコンを栽培したことがありますが、品種が違ったのか黄色いウコンは採れませんでした。


路傍に咲いていたくちなしの実、こんなに綺麗なサフランライスらしきものが出来るとは驚きでした。黄色い色は付きますが、味や香りは全くありません。


娘や孫が喜びそうです。家内に頼んで、クリスマスに楽しい食事を作ってもらおうと思っています。

2018年12月1日土曜日

農業公園たべもの祭り

JA兵庫六甲が主催するたべもの祭りが農業公園で開催されました。



農業に興味がある私は家内、娘、孫、アグリと一緒に参加しました。アグリはアグリカルチャー(農業)からつけた名前です。


神戸市の農産物のPRが祭りの趣旨なので、野菜、果物、牛肉、ワインといろんなお店やパフォーマンスで大変賑わっていました。


アグリも大勢の人ごみの中、子供が触らないかと心配しましたが、おとなしく、賢くしていました。やればできるのです。



昼食代わりに地元の食材を使ったコロッケを食べました。揚げたてのコロッケは本当に美味しかった。アグリにもお裾分け。本当はいけないのだけど。


娘が食物クイズに参加しました。ターザン山下の軽妙な司会で食物に関するクイズが出ます。○×の二者択一で、最初は50名位いた参加者が、最後には3名になってしまいました。



娘ともねが、その3名に入ったのです。それまで約20問ほどをずっと正解を続けるのですから、たいしたものです。




商品の段ボール箱を頂いて大喜び。チャレンジしてみるものです。家に帰って開けて見ると、白菜、ネギ、大根、春菊、水菜の鍋材料が入っていました。明日は鍋にしようと大はしゃぎ!




そのあと公園の中をゆっくりと散策しました。コスモス畑は時期が遅すぎましたが、ひまわり畑はまだ沢山の花が咲いていました。




街中を離れ田園風景は心が洗われます。気持ちの良い半日を過ごすことが出来ました。来年のフェスタが楽しみです。












2018年11月30日金曜日

小林先生を偲ぶ会

私が20代の頃からギターを習っていた小林勝夫先生が亡くなられて22年が経ちます。


私が神戸市役所へ勤め出して間もなく、友人の影響でギターを習い始めました。勤務が終わった後、三宮の白蘭楽器店の2階でのレッスンでした。


カルカッシのギター教則本をテキストにして、出された課題曲を次回までに練習してゆくのですが、時間が取れないで練習が出来ていない時など、情けない気持ちと先生に申し訳ない気持ちで行くのが辛い時もありました。


それ以来、レッスンの場所はあちこち変わりましたが、レッスンを続けていけたのは先生の人柄と、私にとっては別世界の人達との付き合いでした。仕事が忙しくなった時にも、日時や時間を変更して頂いて、永く続けることが出来ました。


先生が亡くなられてから、お弟子さん達の有志で毎年偲ぶ会を開催しています。ここ数年は塩屋のティンカーベルという喫茶店で開催しています。


ジャズやクラシックのレコード・CDが豊富で、食べ物持ち込み自由というユニークな喫茶店です。オーナーの鈴木さんも小林先生の門下生で,偲ぶ会のお世話をして下さっています。奇特な方です。


今日は10名が集まり、思い出や近況を語り合いました。個人レッスンでしたが合奏や発表会で一緒になった仲間です。気が置けず楽しい時間を過ごすことが出来ました。

年明けには金谷幸三さんのコンサートも計画されています。楽しみです。

2018年11月23日金曜日

くちなしの実

渡哲也の「くちなしの花」という歌を知っていますか?


春に白い花を付けて良い香りが漂います。沈丁花、くちなし、金木犀が代表的な香木ですが、くちなしは春に限らず、秋にも花を咲かせ良い香りを楽しむことが出来ます。




アグリとの散歩の道中に、あちこちでくちなしの樹が植わっているのに出会います。その中で実を付けているのに出会うことがあります。非常に稀です。



ネットで調べると八重の花には結果せず、一重の花にしか実を結ばないとありました。確かに大きな樹には実が付かず、刈り込まれた低木に実を付けています。しかし、八重にも結果していました。


幼い頃から、くちなしの実は栗きんとんや餅の色付けに使うのは知っていましたが、実際に樹に付いている実を見ることは無かったのです。





夏の頃からずっと観察していました。緑の実がオレンジ色に色付き、収穫できるようになりました。街路樹なので所有権の問題はありません。摘んできました。




我家でも毎年おせち料理に栗きんとんを作りますが、さつま芋を茹でるときにくちなしの実を砕いて入れると、綺麗な黄色に茹で上がるのです。


今年のおせちには是非このくちなしの実を使ってもらおうと思っています。

2018年11月18日日曜日

のじぎくの丘、ハンモック復活


のじぎくの丘では、のじぎくが満開で素晴らしい景観なのですが、もう一つ楽しみがあるのです。ハンモックです。


森の中の樹にハンモックが3貼張られていて、それに寝転がって木々の枝のにとまる小鳥達、その背景にある空を眺めるのが好きでした。




今年の夏にハンモックが無くなってしまいました。どのような経緯があったのか解りませんが、非常に残念に思っていたのです。



先日、行ってみるとハンモックが復活していました。今日は家内とアグリと一緒にハンモックを楽しみに来ました。





ハンモックに揺られて森の木々を見ていると、世俗の色々なことは忘れてしまいます。どうでも良い事に気を使いすぎています。もっと自然に穏やかに生きたいものです。

2018年11月17日土曜日

最後のツルムラサキ

6月に庭の畑に一株ツルムラサキを植えたのですが、いまだに元気に蔓を伸ばしています。しかし、夏の野菜をこれ以上置いておくのも可哀そうなので、食べてしまうことにしました。


蔓の先端を切って食べるのですが、すぐ下からわき目をグングン伸ばしてゆきます。それに肉厚の葉を付けます。すごい生命力です。



お浸しにしたり、中華風にしたり、いろんな食べ方がありますが、今回はモヤシと炒めました。茎は家内が何とかしてくれると思います。こんなに生命力の強い野菜を食べると元気になるような気がします。気のせいかな?


これが最後のツルムラサキです。長い間ありがとう。心して味わおうと思います。










P/S
ツルムラサキの軸は家内が辛し和えにしてくれました。酒の肴にピッタリでした。






2018年11月14日水曜日

のじぎくが満開です

横尾山の中腹、「野路菊の丘」にのじきくが満開になっています。


横尾山近隣にお住いの有志が、ボランティア活動として山腹にのじぎくの花壇を作っておられます。毎週火曜日を活動の日に当てて、のじぎくの苗の育成、管理、山道の整備などの活動をされています。


アグリとの散歩によく行くところです。私が以前住んでいた横尾団地全体が見渡せて、懐かしい思い出に浸ることが出来る場所です。ここから横尾山に直登することも出来ます。


ここには3種類ののじぎくが花を咲かせています。白い花弁が大半ですが、黄色い花弁、ピンクの花弁もあります。ピンクのは家庭で植えられている菊との交配種だそうです。


斜面にこれだけののじぎくが咲き誇ると見事なものです。遠くからでも斜面が白く輝いています。



のじぎくは園芸種というよりはあちこちの道端に咲いている花です。ひっそりと咲くのじぎくも良いものですが、これだけ群集していると見事というほかありません。


2018年11月6日火曜日

いきなり団子を食べたことがありますか?

頂いたいきなり団子
ご近所から熊本のお土産に「いきなり団子」を頂きました。




初めて聞くお菓子だったのですが、食べてみると皮の中に芋と餡子が入っていて素朴で美味しいものでした。



蒸かしたさつま芋と餡子を米粉で包み、蒸し上げたものです。熊本地方で、いきなりお客が来てもささっと作れるというのが由来だそうです。





こんなに美味しくてそんなに簡単に出来るなら、作ってみようと思いました。レシピはネットで調べました。材料はさつま芋、餡、米粉、小麦粉だけです。




蒸したさつま芋を餡と一緒に米粉と小麦粉で作った皮で包み、10分足らず蒸し上げるだけです。





米粉は白玉粉(もち米の粉)ということでしたが、上新粉(うるち米の粉)しかなかったのでそれで作りました。あまり厳格に考えなくても良いようです。



パン生地はよく作りますが、小麦粉と米粉を水で溶いたのは粘り気が無く、包むのに苦労しました。レシピよりも水を少なくして堅めの皮を作ると良いでしょう。





私が作ったいきなり団子

簡単にすぐ出来ました。頂いたいきなり団子はお店で売られていた物だそうで皮が薄く均一でしたが、そこが難しい所です。私が作ったのも初めてにしては美味しく出来ました。癖になりそうです。




さつま芋が売られている間はちょくちょく作ろうと思っています。