2018年12月3日月曜日

天然の着色料、クチナシの実

アグリとの散歩の途中に見つけたくちなしの実が、どれだけ着色効果があるのか試してみたくて仕方がないのです。


家内がおせちの栗きんとんを煮るとき、さつま芋を着色するのに使っていましたが、おせちまで待てない。そこで、今日ご飯を炊く時にくちなしの実を使いました。


クチナシの実2個を水の中に入れ、沸騰させて2~3分煮ます。その煮出した黄色い水で普段通りにご飯を炊いてみました。


写真のように黄色いご飯が炊き上がりました。ご飯に黄色い色を付けるには、サフランのめしべを使うという方法もあります。私もサフランを栽培し、花が咲いた時めしべを集めたことがあります。


しかし、めしべはほんの僅かしか取れません。何年もかけて集めようとしたのですが、球根が駄目になってしまい、続きませんでした。サフランが高価なのが解りました。


ウコンから採れるターメリックで着色する方法もあります。これは香りや味が独特なので、エスニックな料理にしか使えません。私も貸農園でウコンを栽培したことがありますが、品種が違ったのか黄色いウコンは採れませんでした。


路傍に咲いていたくちなしの実、こんなに綺麗なサフランライスらしきものが出来るとは驚きでした。黄色い色は付きますが、味や香りは全くありません。


娘や孫が喜びそうです。家内に頼んで、クリスマスに楽しい食事を作ってもらおうと思っています。

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