2024年5月15日水曜日

黄色い花、2種

散歩の途中に黄色い花が咲き乱れています。
よく見ると別の種類です。一つ目は花が大きくて、空き地や道路の法面に咲いています。これはオオキンケイギクです。外来種ですがコスモスに似た黄色い花を咲かせます。強靭でいったん定着すると、在来の野草の生育場所を奪ってしまうというので特定外来生物に指定され、販売譲渡などが禁じられています。駆除の対象になっています。

 
数年まえはあちこちで見られましたが、最近は駆除の甲斐あって少し減ったように思います。


もう一つはオオキンケイギクより花が小さく、弟分のように見えますが、葉は地面に張り付いたように下部にあり、そこから長い茎をのばし先に花をつけます。茎には葉がありません。茎は中空ですが長くてタンポポよりは固く、しっかりと花を支えています。夜は花がしぼみ、昼になって太陽の光を浴びると開きます。


これはブタナ(タンポポモドキ)と呼ばれています。可哀そうな名前を付けたものです。特定外来生物ほど環境に悪い影響を及ぼすとはいえない、要注意外来生物として指定されていましたが、現在は廃止されています。
 

綺麗な花なのですが、どちらも宿根草ですので、栽培したり譲渡するのは止めた方が良いようです。しかし、花を摘んで帰って活け花にして飾るのは大丈夫です。すぐ縛んでしまいますけど…。




 

2024年5月6日月曜日

懐かしい山の本

家内の陶芸教室の友人が、九州の実家に帰省しておられます。お兄さんが一人で住んでおられたのですが、お年を召して施設に入居されることになり、手続きや家の整理のため帰っておられるのです。


お兄さんは山岳写真家で、投稿された雑誌やカレンダー等が残っているので 要りませんかという連絡が入りました。私達が山が好きでいろんな山に登ったことをご存じなのです。


是非頂きたいと申し出ると、先日小包で送られてきました。1970年代の山の雑誌、「岳人」、「山と渓谷」、カレンダーです。この頃私は市役所に勤めだしたころで、夏休みを利用して山へ登っていました。

友人に教えてもらって山の道具も一つずつ揃えてゆきました。下宿生活で貧乏だった割に、今から思うと結構高級なものを揃えています。独身時代の特権です。

送られてきた雑誌を読んでいるとその頃のことが浮かんできます。今ではネットに山の情報はあふれていますが、その頃は本で調べるしかなかったのです。ジュンク堂で登山地図や白地図を購入してルートを調べ、時刻表で電車やバスをチェックしました。


また、登山道具の広告も懐かしい。あれも欲しい、これも欲しいと思案していたころを思い出します。

結婚し子供たちがしっかり歩けるようになると毎年夏休みには北アルプス、八ヶ岳、南アルプスと家族で登山に出掛けるのが恒例でした。


今はすぐに購入して、用が済んだらすぐに捨てるという時代です。40年以上も前の山の雑誌、お兄様が自分が投稿した写真や記事を大切に保管されていた貴重なものです。読んでいると懐かしさがこみ上げてきます。







2024年5月1日水曜日

エンドウ豆、初収穫

エンドウ豆を初めて収穫しました。2種類のエンドウ豆を植えているのですが、今日収穫したのはスナップエンドウです。

リーフレタスがまだ残っているので、エンドウは十分には育っていないのですが、それでも少しですが収穫できました。絹さやの方はもう少し後になります。


早速茹でてマヨネーズで食べました。美味しい!瑞々しくさやも柔らかく 、採ってすぐなので売られているものとは新鮮さが違います。

今年は去年の様に沢山は採れないので、心して味わいます。