2020年2月27日木曜日

手術、無事終わりました

神大病院で上顎嚢胞の摘出、歯根端切除手術を受け、今日退院しました。


手術は昨日12時から約2時間、全身麻酔下で行われました。ベッドに載って長い廊下を進んで行くと、TVドラマで見たような医師や看護婦が手を消毒する様な設備が並んでいます。足ふみペダルでドアを開けて手術室に入るのは、焼き場で釜の中に入れられるような気持ちでした。


室温も低く無機質で、大きな術用ライトが二つ照らしています。心細い限りです。こんなところは嫌だなあ。しかし、息子も毎日こんなところで働いていると思うと、よく頑張っているなあという気持ちになりました。


室内には意外に多くの術着の人がいて驚きました。私の体を縛ったり、酸素マスクを被せたり、てきぱきと動いています。頭を固定されているので、どなたが何をされているのか判りません。


静脈から麻酔を入れられると後は全く判りません。気が付くと「さあ、帰りましょう」とベッドごと病室に戻されました。しばらくふらふらしていましたが、徐々に意識がしっかりしてきます。


舌で上顎を撫でてみると、あんなに膨らんでいた物がありません。やっと嚢胞が取れたのを実感しました。舌で口中を撫でまわすと、上顎の前面歯肉を切開し捲り上げ嚢胞を取り出したようです。上の歯の歯肉の全体に切って縫った後が見えます。


医師の説明では、外からは判らないが、原因となった右1前歯の歯根を1/3切除しているので土台が弱く、ぐらつくかもしれないとのことです。その場合はブリッジで対応するとのこと。


1週間後に抜糸に行きます。まずは無事終わりました。家内、娘、息子の嫁、忙しいのに手術に付き合ってくれてありがとうございました。また、息子も病院からの帰りに見舞いに寄ってくれました。


家に残して来たアグリのことが心配でしたが、家内がちゃんと世話をしてくれたようです。今日からまたアグリとの楽しい生活が戻ります。

2020年2月24日月曜日

入院、手術

明日、神大病院へ入院し、手術します。


昨年末から上顎にこぶのような物が出来、鬱陶しかったのです。思い切って近所の歯科に行くと「歯根嚢胞です。前歯を2本抜いて嚢胞を取り出します。」と言われました。


前歯を2本も抜くとは、もっと他に方法が無いものか。ご近所の知り合いの歯医者さんに相談したり、ネットで調べたり。結局、口腔外科専門医に行って診察を受けました。


「上顎嚢胞の疑い」ということで神大病院へ紹介され、診察を受けたのが12月24日でした。


私の場合は歯に原因がある歯原性のもので、前歯の1本が神経が死んでいました。その歯根から膿が出て、あごの骨を溶かし嚢胞ができていました。


レントゲン写真は専門医から送られていたので、CTスキャンを撮り、嚢胞が大きいので全身麻酔手術をすることに決まりました。手術日も決まりましたが、2か月以上先なのでうんざりでした。


それから1月、2月は専門医で歯根の治療を続けました。手術までには終わらせるということで、やっと明日入院、手術します。


全身麻酔は初めてだし、口腔を切り裂かれるのも痛いだろうし、不安です。


しかし中途半端な状態で置かれるより、早く手術をして完治したい気持ちの方が強いのです。どうなるか解かりませんが、行って手術を受けてきます。




2020年2月13日木曜日

梅の花が咲いています

数日前は寒波の襲来で寒かったのですが、今日は4月のような暖かい日でした。ダウンを着て散歩をすると汗が出てきました。



散歩の途中、あちこちで梅の花が咲いていました。白梅、紅梅、蝋梅、花の傍を通ると良い香りが漂います。香りに鈍感な私でも判ります。特に蝋梅の香りが強いようです。




沈丁花も咲いていました。メジロが梅の周りを飛び回っています。鶯の声も聞こえます。まだ下手ですが、だんだん上手になるでしょう。



春がすぐそこに来ています。旗振山へ登って海を眺めると霞んでいます。今は貨物船がほとんどですが、あと半月もするといかなご漁が始まります。たくさんの漁船が出て漁をするのが山の上からでも見えます。




長年いかなごの釘煮を炊いていたのですが、ここ数年は不漁が続き価格が高騰、あまりにも高くて買えませんでした。今年は手頃な値段に戻ってほしいものです。何といっても神戸の春の風物詩ですから。








2020年2月10日月曜日

贅沢な牡蠣パーティ

瀬戸内の牡蠣の産地では、毎年今頃に牡蠣祭りが催されます。採れたての牡蠣の販売、試食などいろんなイベントがあり大勢の人で賑わいます。


昨日、娘夫婦が相生の牡蠣祭りに行って、たくさんの殻つき牡蠣を買って来てくれました。普段は殻つきの牡蠣はお目にかかることがないので、早速焼き牡蠣にして味わうことにしました。


殻をこじ開けるのが厄介なのですが、娘夫婦は慣れたもので専用のナイフを使って次々に開けていきます。ミルク色のトロンとした牡蠣の実が美味しそうです。


グリルで焼きます。実がブクブク沸騰し、表面がこんがりしてきたのをレモンの果汁をかけて頂きました。う、美味い!お店では1個で数百円もするだろう焼き牡蠣ですが、こんなに沢山食べるのは贅沢なことです。


お酒も、ビール、ワイン、焼酎と揃っています。牡蠣ばかりだと飽きてくるので、家内がサラダを作ってくれました。自家製レタスと水菜のサラダはこれまた美味しい。


楽しい雰囲気なので、食の細い孫のもねもたくさん食べていました。やはり食事は雰囲気が大事です。


久しぶりに美味しい牡蠣を堪能しました。また、今日からは質素な食事に戻ります。

2020年2月2日日曜日

節分、鬼は外!福は内!

2月3日は節分です。我が家では昨日娘夫婦がやって来て、節分の行事を行いました。


節分と言えば巻き寿司と鰯です。巻き寿司もお店で買えば楽なのですが、毎年家で巻いています。家内は早朝から椎茸や高野豆腐をを炊いたり卵を焼いたり具の準備です。娘夫婦がてっさと、しゃぶしゃぶ材料を持って来てくれたので鰯はパス。


巻き寿司は簡単そうに見えますが、いざやってみると結構難しいのです。まず、酢飯が海苔の上に均等に乗りません。


また、干瓢、卵、椎茸、キュウリ、高野豆腐などの具材がどうしても多くなりすぎて巻き切れません。


私も挑戦してみましたが、上手く巻けません。毎日巻いているとコツが解かるのでしょうが、年に1回では失敗するのも無理もありません。



皆で何とか12本巻きました。見栄えは悪くても口に入れてしまえば同じです。孫のもねも手順を覚え、ご飯の上に具を並べ上手に巻きます。時々お店の巻き寿司を買いますが、やはり我が家の味の巻き寿司が口に合います。


沢山巻けたので、遠慮なく食べることが出来ます。お腹いっぱいになりました。ああ美味しかった。