2022年10月31日月曜日

大根の抜き菜

 裏庭の畑に大根の種を蒔いて50日経ちますが、順調に成長しているとは言えません。近くの集落には畑があり、大根も植えられていますが、大きく育っています。家の裏の小さな畑で、日当たりも悪いので成長不良も仕方ありません。


それでも蒔いた種は大体発芽したようです。良い株を残して、あとは間引きます。間引いた株は抜き菜と呼んで料理に使います。柔らかくて美味しいのです。今日は家内がお浸しにしてくれました。自分で育てた無農薬の菜っ葉なので格別です。


しかし、本来の大根の方の育ちが悪いのが気になります。太くて長くとは言いませんが、せめてニンジンくらいの太さには育ってほしいものです。年末くらいには何とかなると嬉しいのですが…。


2022年10月30日日曜日

柿仕事、干し柿作り



 ご近所の知人から渋柿を頂きました。渋柿はそのままでは食べられませんが、渋抜きをすると大変美味しく食べることができます。子供の頃、我が家には渋柿があり、母は「あわし柿」といって渋抜きをしてくれたものです。

渋抜きにはいろんな方法があるようです。へたの所を焼酎や熱湯につけて袋に密閉し、2週間ほどすると渋が抜けて美味しくなります。また、干し柿にする方法もあります。


今回頂いたのは吊るすための軸が無くなっていたので、焼酎に漬ける方法で渋を抜きます。ホワイトリカーが見当たらないので、勿体ないですがブランデーを使いました。晩酌用の25度の焼酎ならあるのですが、これではアルコール濃度が低くて心配になったのです。

知人からはへたの周りに針を刺してアルコールに漬けてるよう言われたのですが、母はそのまま漬けていました。試しに半分は針を刺し、他はそのまま漬けました。袋に入れて、2週間ほどすれば美味しいあわし柿が出来上がります。



我が家の次郎柿が今年は沢山実を付けたので、ご近所にお裾分けしたのですが食べきれません。甘柿でも干し柿にして保存できるのか、試しにやってみました。ネットでは、干す前に熱湯に漬けて消毒すると掲載されていたので、その通りにしてみました。



何年か前に柿をスライスして干し上げ、保存したことがあります。干し野菜の要領です。今年もしてみようと思うのですが、それは後日の仕事にします。











2022年10月27日木曜日

残念な街路樹の剪定


 団地を通る市道の両側にはナンキンハゼ、トウカエデ、モミジバフウ、ケヤキなどの街路樹が植えられています。夏の暑い時期には葉が茂り、歩道を行く歩行者に日陰を作り、冬には葉が落ちて温かい日光が地上まで届きます。それに、秋の紅葉が綺麗なのです。赤く色づいた葉の下を歩くと、実に気持ちの良いものです。


しかし、近年は街路樹が赤く色づく前に剪定し、枝葉がスカスカです。もう少し風情を楽しみたいと思っている人は多いのではないかと思います。


確かに紅葉すれば葉が落ちます。道路の清掃が大変だし、側溝に枯葉が溜まり水はけを妨げることもあるでしょう。また、道路に面した家は落ち葉が溜まり、掃除が必要となります。


道路の管理は建設事務所ですが、住民から苦情が入ったのかもしれません。また葉が落ちる前に切り落とせば清掃車の出動も不要になります。街路樹に関してはいろんな考えや意見があり、相反することもあるでしょう。


TVでヨーロッパの街並みの風景を見ることがあります。綺麗な街路樹の並木を見ます。街の景観の一部となっているのです。煩わしいから無くしてしまおうというのではなく、在るものは出来る限り守っていこうという姿勢が大切だと思うのですが…。


このような樹を見るたびに悲しくなります。    

2022年10月24日月曜日

秋の味覚、秋刀魚

庶民の魚の代表格だった秋刀魚は、今や高級魚となってしまいました。昔は秋になるとさっそく秋刀魚を焼いたものでしたが、近年は値が上がり、なかなか手が出ません。


昨日ご近所から秋刀魚をいただきました。北海道から送られてきたものだそうです。嬉しい。さっそく夕食にいただきました。新鮮な秋刀魚なので刺身でもOKということだったのですが、やはり秋刀魚は塩焼きに限ります。


突然だったので、大根やスダチの用意がなかったのですが、主役があれば脇役は何でも構いません。銀杏、大根の抜き菜、柿を添えて秋の味覚を楽しみました。


秋刀魚には日本酒です。買い置きしていた大吟醸酒で頂きました。美味い!今年の初物です。4尾頂いたので、昨日2尾食べ、今日2尾頂きます。休肝日ですが明日に振り替え、今日も秋の味覚を堪能します。有難うございました。

2022年10月19日水曜日

ヤクルト健康フェスタ

 兵庫ヤクルト販売株式会社が毎年開催している「ヤクルト健康フェスタ」に行ってきました。

野球のヤクルトファンの私は、それがきっかけでヤクルトを飲み始めたのですが、腸内環境を整えてくれるヤクルトを応援しています。毎日ヤクルト400を飲んでいます。もともと腸内細菌に興味があったので、納豆や漬物などの発酵食品を採るように努めています。


今日は舞子の舞子ビラというホテルで開催されました。以前は神戸市の第3セクターが運営していたのですが、今は民間に渡っています。明石海峡を望む素晴らしい景色のホテルです。


さてフェスタは第一部が金沢大学名誉教授の太田先生の講演です。「腸能力を活用した丈夫な身体づくりと健やかな心」というタイトルでした。


要旨は①腸と脳は相関がある。②幸せホルモンの合成にかかわるタンパク質トリプトファン、筋肉を作るのに必要なBCAAを食品から摂取する③トリプトファンから作られたセロトニンは腸で作られるが、脳には届きにくい。④レジスタンス運動でトリプトファンの脳内移行が促進される。というものでした。


第二部はオペラ歌手の橋本恵史さんです。彼は歌手でありながら落語家と2足の草鞋を履いています。歌のうまさは勿論ですが、トークも巧みで聴衆をぐんぐん引き付けます。随筆や川柳を巧みに紹介し、場を盛り上げます。最後は尾崎紀世彦、さだまさしの歌をピアノ伴奏で熱唱してくれました。


コロナ禍で外出が制限される中、このような場を設けていただいた兵庫ヤクルトさん、今日は有難うございました。




第7波が収束しつつありますが、第8波の兆候が表れています。いつまでこんなことが続くのだろう。もう、うんざりです。いやいや、辛抱、我慢。コロナを乗り越えるには私達の忍耐と努力にかかっているのです。


2022年10月18日火曜日

孫と柿の収穫

 昨日、孫と芋ほりに行く予定でしたが、雨のため中止。芋ほりを楽しみにしていたのに残念です。


午後に孫がやって来ました。そうだ、柿を採らしてやろう。柿を採ったことはないようです。我が家の柿は高い所に生っているので、7段の高い梯子に乗って挑戦です。もねは恐々梯子にてっぺんまで登りました。

ハサミを使うと楽なのですが、まだ枝切りバサミは使えません。柿の実をぐるぐる回して採ることを教えました。

赤く熟している柿を見つけ、ぐるぐる回します。しばらくするとぽろっと実が採れました。二つ、三つと実をもいでゆきます。こんな経験は初めてなのでしょう。大喜びです。



小さい怜には、私が高枝バサミで採ってやりました。籠に一杯採りました。夕飯の後で食べよう。子供の頃に自然と親しむのは大切なことです。芋を掘ることは出来ませんでしたが、柿を一杯採りました。











2022年10月12日水曜日

柿の木にネットを掛けました

 我が家の次郎柿は1年ごとに実を付けます。今年は成年です。


沢山実をつけていますが、毎朝ヒヨドリがやってきて実を食べています。少しくらい食べるのは仕方ないのですが、次々と別の実を突いてダメにしてしまいます。鳥にとって食べた実を最後まで食べ尽くすという習性は無いのでしょう。


ネットを張って鳥の害から守ることにしました。以前にもしたことがあるのですが、なかなか難しい作業です。ネットを被せるだけなら難しくないのですが、風が吹けば飛んでしまいます。あちこちに重しを付けて飛ばないようにします。


ペットボトルに水を入れて、それをネットに括り付けます。そうすれば少々の風では飛ばないと思います。しかし、この作業が難しいのです。何とか張り終えましたが、鳥除けの効果はあるのでしょうか?


柿の実が赤くなると、秋を実感します。子供の頃、稲刈りの手伝いをしている時に、柿の実を採って食べたのを思い出します。田舎ではそろそろ稲刈りが始まっているのかな?

2022年10月10日月曜日

アグリ、6歳の誕生日


昨日10月9日はアグリの6歳の誕生日でした。 それから2か月後、我が家にやってきたのです。


ムサシを17歳で亡くし、もう歳だから犬を飼うのは無謀だと、家内から反対され続けたのですが、どうしても柴犬との生活が忘れられなく、ブリーダーに家内を連れて行ったのです。家内もアグリを見てメロメロになり、何とか連れて帰りました。

あれから6年、アグリはムサシとは体型も性格もかなり違います。短足、狸型のムサシに対し、スラッとしてキツネ顔のアグリは他人には警戒心が強く、家人にしか懐きません。そんなところがまた可愛いのですが。


アグリはアレルギー体質なのか、耳がジュクジュクしたり、手足の肉球が赤くただれたりします。また、一番困っているのが軟便です。医者に通って治療をしていますが、なかなか良くなりません。フードを色々変えて試しています。これで改善すれば良いのですが。


昨日の夕飯は誕生日なので、特別にささみをトッピングしてもらいました。美味しそうに食べます。こんなに喜ぶなら毎日ささみを与えようかとも思いますが、やはり総合栄養食が良いのでしょう。


ムサシは同じ部屋で寝ましたが、我々が眠りに落ちると自分のベッドに帰ってゆきました。アグリは私達のベッドで寝ます。それも一番いい場所を占めて動かないので、家内は足を延ばせず、膝を曲げて寝ています。それでも夜中に目が覚めて、隣に犬が寝ているのは可愛いものです。


こんな楽しい生活がずっと長く続きますように。


2022年10月5日水曜日

アケビを見つけました

 アグリと散歩をしていると珍しい果実を見つけました。アケビです。

子供の頃稲刈りの手伝いをしていると、子供達には楽しい遊びがたくさんありました。柿が赤くなっていれば、それを採って食べました。田舎の田の畔には必ず柿の木が植わっていました。また隣の里山にはいろんな果実が実っていました。栗、アケビなどです。

都会の子供は、アケビと言っても見たことが無いと思います。アケビには小葉が5枚のアケビと、小葉が3枚の三つ葉アケビがあります。私が見つけたのは三つ葉アケビで、神戸ではこちらが主流のようです。


春に小さなブドウの房のような雄花が咲き、雌花と受粉して実ができるのです。最初は緑色の実なので、見つけるのが難しいのですが、今頃になると茶色く熟すので判りやすくなります。


完熟すると縦に割れて白色の果肉が見えます。実際に食べてみるとバナナのような味で結構おいしいのです。これも鳥に食べてもらって、種をあちこちにばらまいてほしいという自然の摂理でしょう。子供の頃、よく食べたものでした。


春に花が咲いたのを見て、熟するのを観察していたのです。私が見つけたのは高い所にあって、採るには不向きです。食べたい気もしますが、観て秋を楽しみます。





2022年10月3日月曜日

レタスの苗を移植しました

 セルトレイで育てていたレタスの苗を畑に移植しました。

サニーレタスは昨年の種の残っていたのをまいたのですが、よく発芽しました。しかし、リーフレタスは昨年の種は発芽せず、今年の種を買い直しました。この種の種はたくさん入っていて一年では使いきれないのです。しかし、品種によって差があることを知りました。

昨年はネキリムシ、ヨトウムシに食害され、最初は全滅し再度育て直したのですが、今年はそのようなことが無いことを祈ります。土中に潜む蛾の幼虫から守るには、親の蛾の侵入を防ぐためネットを被せるという方法もあるらしいので、検討します。


我が家は毎朝レタスのサラダを食べるのですが、高価なのにびっくりです。庭のレタスが早く育って食べられるようになってほしいものです。


移植してもすべての苗が順調に育つとは限りません。バックアップのために大きめの育苗ポットに移植しておきました。

年末くらいには食べられるようになると思うのですが…。


大根は双葉が出て育っています。この後何回かの間引きを経て一本立ちにします。












2022年10月1日土曜日

銀杏拾い



 近くの公園の銀杏が色づいて落ちています。こういうのを見ると拾いたくなるのが私の悪い癖です。





しかし、用心、用心。何年も前のことになりますが、銀杏を拾って酷い目に遭ったことがあります。銀杏の果肉に触るとかぶれるのです。私は皮膚が敏感なのか、小さい時から野生の植物に触れてよくかぶれていました。山へ行って漆にかぶれて顔がはれ上がったことが何度もあります。


しかし、用心すれば特に問題なく扱えます。素手で触れなければ良いのです。ゴム手袋、火ハサミで拾います。


銀杏の木は雄雌株が別々なので、雄株には実がつきません。また、樹齢、日の当たり具合によって、大きな実をつける樹、小さい実をつける樹があります。勿論大きな実をつける樹を選びます。高い所にある実は高枝バサミで落とします。



拾うのは簡単ですが、後処理が厄介なのです。まず、雨靴(ゴム靴)で踏んで種子を取り出します。水に漬けておくと、何日かすると果肉が腐って種子が出てくるという人もいますが、お勧めできません。


それをバケツに入れて水洗いし、果肉を綺麗に落とすのですが、これが面倒なのです。私はゴム手袋をして、水切りネットに入れて洗うと、何度か洗ううちに果肉が綺麗に落ちます。その時に果肉が顔や手につかないように十分気を付けます。


後はざるに入れて天日干しをすれば、真っ白い銀杏が出来上がります。ニッパーで殻を割って茹でると薄皮も取れて、緑色の綺麗な銀杏が出来上がりです。



紙の封筒に入れて、電子レンジで加熱するという人もいますが、パンパンと実がはじけて見た目が良くないのであまりお勧めしません。ビールのおつまみにも良いし、銀杏ご飯も季節を感じて美味しいものです。