2022年10月5日水曜日

アケビを見つけました

 アグリと散歩をしていると珍しい果実を見つけました。アケビです。

子供の頃稲刈りの手伝いをしていると、子供達には楽しい遊びがたくさんありました。柿が赤くなっていれば、それを採って食べました。田舎の田の畔には必ず柿の木が植わっていました。また隣の里山にはいろんな果実が実っていました。栗、アケビなどです。

都会の子供は、アケビと言っても見たことが無いと思います。アケビには小葉が5枚のアケビと、小葉が3枚の三つ葉アケビがあります。私が見つけたのは三つ葉アケビで、神戸ではこちらが主流のようです。


春に小さなブドウの房のような雄花が咲き、雌花と受粉して実ができるのです。最初は緑色の実なので、見つけるのが難しいのですが、今頃になると茶色く熟すので判りやすくなります。


完熟すると縦に割れて白色の果肉が見えます。実際に食べてみるとバナナのような味で結構おいしいのです。これも鳥に食べてもらって、種をあちこちにばらまいてほしいという自然の摂理でしょう。子供の頃、よく食べたものでした。


春に花が咲いたのを見て、熟するのを観察していたのです。私が見つけたのは高い所にあって、採るには不向きです。食べたい気もしますが、観て秋を楽しみます。





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