2021年12月27日月曜日

かぶら寿司を仕込みました

北陸地方の郷土寿し「かぶら寿司」を仕込みました。かぶら寿司は塩漬けしたかぶらに、塩で締め、酢に漬けた鰤や鯖を 挟み込んで、麹で発酵させた熟れ寿しの一種です。金沢では鰤を使い、富山では鯖を使うことが多いと聞きます。


北陸を旅した時に、市場で買って宿で食べたのですが、「これは美味い」と感心した郷土料理です。琵琶湖のフナ寿司と似ていますが、フナ寿司はフナの生身を漬けますが、かぶら寿司は塩や酢で締めた魚を漬けます。またフナ寿司は乳酸菌で発酵させるため、半年以上漬け込みますが、かぶら寿司は麹で発酵させているため、1週間くらいで食べられます。


材料は米麹、ご飯、締めさば、かぶら、それに少量に人参、昆布です。先ずかぶらの皮を剥き、1㎝くらいの厚さに輪切りし、2~3日塩付けします。その時かぶらにサバを挟み込む切り目を入れておきます。

軟らかめのご飯を炊き、米麹を混ぜて10時間ほど保温します。これが一番厄介なのです。昨年は炊飯器の保温機能を使ったのですが、熱くなりすぎて麹菌が死んでしまいました。今回はペットボトルに湯を入れ、ご飯を入れた容器の上に置き毛布にくるんでストーブの前に置いておきました。湯たんぽの要領です

10時間たって様子を見ると、甘い香りが漂います。舐めてみるとご飯が甘くなっています。甘酒です。上手くゆきました。来年もこの方法で作ります。


これで用意が整いました。かぶらの切り目に締めさばを挟み、容器に並べていきます。その上にご飯をのせ、又締め鯖を挟んだかぶらを並べます。最後に人参と昆布の細切りを乗せて完成です。





これを涼しいところに1週間ほど置いておくと、美味しいかぶら寿司が出来上がるはずです。正月に食べようと思っています。正月の準備で冷蔵庫はパンパンなので、デッキに放り出しておきます。上手く行きますように…。楽しみです。


余った麹で「塩麹」を作りました。麹に塩と水を入れ1週間ほど置いておくと出来上がりです。鶏肉や魚にすり込んでしばらく置くと、とても柔らかくなります。重宝な調味料です。我家にはずっと常備してあります。


2021年12月12日日曜日

くちなしの実が色付きました

 アグリとの散歩の途中で、道路脇や公園にクチナシが植わっているのを見ます。梅雨の頃は白い花が咲き、良い香りがあたり一面に漂っています。


今では赤い実をつけています。どの木にも実が付くかというとそうではなくて、一重の花には付きますが、八重咲きの花にはほとんど付きません。散歩の度に色付き具合を観察しています。


先日少し採ってきました。採った時はもう少し黄緑色だったのですが、乾燥すると赤く変化しました。くちなしの実は重宝な着色剤です。ご飯を炊く時に一緒に入れたり、栗きんとんを作るときにサツマイモと一緒に煮ると、綺麗な黄色になります。



以前サフランを育てて、雌しべを収穫しようとしたことがありますが、ほんの少ししか採れず、着色するには大変な量が要ります。クチナシの方が格段効率的です。くちなしの実も大きいのや小さいのがありますが、古い樹ほど大きな実をつけるようです。



私は田舎育ちですから、野性の物が好きで、山菜や木の実を見るとどうしても採りたくなるのです。これだけあれば1年くらいは十分な量です。


2021年12月10日金曜日

スマホの音楽が3種の装置で聴くことが出来るように

昨年の11月、スマホの音楽を聴くことが出来るヘッドフォンを購入しました。 家内は大変良い音で聴くことが出来ると喜んでいました。

しかしずっとヘッドフォンをしているのは窮屈であり、不便な場合もありますのでBluetoothで接続できるBOSEのポータブルスピーカーをプレゼントしました。これは持ち運び可能で、小さいながらも結構良い音がするので便利です。ショパンコンクールのライブ配信などを楽しんでいました。

それでも本格的なオーディオ装置の音には敵いません。自慢ではないですが、私の自作のスピーカーはフルレンジのボスレフ方式なので自然な音で聴くことが出来、疲れません。何とかその装置で聴くことが出来ないものかと探していると、たくさんの製品が発売されています。

どれが良いのか判らないので、ネットの書き込みやメーカーで選んでELECOMのLBT-AVWAR501という製品を購入しました。最近のステレオアンプの入力はピンプラグがほとんどですが、私の装置はRCA端子です。そのような場合に備えて変換ケーブルも付属で付いていました。


早速接続してみると、すぐに音楽が聴こえてきます。さすがに自然で良い音で鳴っています。便利な装置です。チューナーが壊れてNHKのFMしか聞くことが出来ないのですが、そんなに不自由しなくなりました。


技術の進歩は目を見張るものがあります。しかし昔ながらのアナログの装置が懐かしく思えるのは、昔人間なんでしょうか?


2021年12月5日日曜日

近所にBE KOBEのモニュメント

ハーバーランドにBE KOBEのモニュメントがあり、インスタ映えする人気スポットとなっていますが、最近我が家の近くにもBE KOBEのモニュメントが出来ました。

垂水区と須磨区の境にある竹藪を切り開いて、展望台とキャンプ場が出来ました。明石海峡大橋を望む展望台にBE KOBEのモニュメントが取り付けられ、夜はライトアップされています。


新聞にも紹介されたので、早速見に行きました。農園の横の小高い丘に展望台が作られ、その横にキャンプサイトが9面作られています。見物中に地主の正木真一郎さん とばったり出会い、お話を聴くことが出来ました。キャンプ場は来年の1月にオープンするそうです。




正木さんは下畑にお住まいでロマンチストのようです。以前にも農園に藤袴を植え、アサギマダラの休憩所とされていました。今度はキャンプ場を作って、都会の人に楽しんでもらいたいと言われていました。


こんな寒い時期にキャンプをする人がいるのかしらと思っていましたが、今朝の散歩で奥須磨公園に行ってみるとテントが2張張ってありました。昨晩から野宿されたようです。自然派は寒さなど厭わないのでしょう。










2021年12月1日水曜日

奥須磨公園に水鳥がやって来ました

奥須磨公園の池に水鳥がやって来ました。春に飛び立って以来、又帰って来たのです。


楽しみにしていました。何処へ飛び立ち、何処からやって来るのだろう。カモ類が多いのですが、やって来る順序がだいたい決まっています。


先ず、カルガモ、ホシハジロ、オオバン、カイツブリ、それにキンクロハジロ、マガモがやって来ます。今年もいろんな水鳥が池を泳いでいます。
マガモ雄

ホシハジロ

カルガモ、オオバン、カイツブリは雄雌がほとんど同じ色をしていますが、ホシハジロは背中の灰色が雄雌で少し濃さが違います。マガモは厄介です。緑色の頭部を持つ雄ですが、繁殖期以外は雌と同じような茶色の羽に変わってしまいます。雄雌の区別が難しいのです。これをエクリプスといいます。
オオバン



マガモのエクリプス?

アグリとの散歩で毎日のように池にやって来て観察しています。鳥たちの様子を見るのは楽しいものです。


また、落葉樹の葉が落ちてしまうと、野鳥の観察も楽しいものです。葉が繁っていると声は聞こえてもどこにいるのか判らないことが多いのですが、冬場は姿が見えやすいのです。カメラを構えた人を見かけることも多くなります。


若葉の頃の散歩も気持ちが良いのですが、冬場の散歩はいろいろな楽しみがあります。






2021年11月28日日曜日

東京ヤクルトスワローズ、日本シリーズ優勝

私は小さい頃から生粋のヤクルトファンです。国鉄スワローズの時代からです。それ以後、産経アトムズ、ヤクルトスワローズと名前は変わりましたが、常に応援し続けていました。

近年のスワローズは最下位が常住の地となって、悔しい思いを抱いていました。また。監督の言動や采配に疑問を持っていました。特に真中監督の言動には自分の責任やチームへの愛情がまるで感じられませんでした。

高津監督になり、投手の気持ちが解る人なので、それなりに期待はしていましたが、ペナントリーグ優勝は驚きでした。清水、今野、高橋などの若手の投手が成長したのが大きかったのです。 最後で巨人に連勝してからは優勝を確信しました。


日本シリーズでオリックスと戦うことになったのはビックリしました。阪神・淡路大震災後の優勝を思い出したのです。息子がオリックスファンで、私もパリーグではオリックスを応援しています。また、第6戦、7戦がほっともっと球場で開催されるのです。応援に行こうかとも思いましたが、寒そうだし、家でお酒を飲みながら応援することにしました。


シリーズは接戦が続きました。投手戦でハラハラしながら応援していました。私は単純で短気なので、第1戦でマクガフが1死も取れずに逆転負けした時は、二度とマクガフを使ってはいけないと思っていました。高津監督はそれでもマクガフを信頼して使い続けました。


第5戦で決勝ホームランを打たれた後も使いました。第6戦で2回1/3を完璧に抑えたのは、彼が監督の信頼に応えたのでしょう。こうなるとプロの世界と私の単純な判断とは雲泥の差があると思い知らされました。


取りあえず、ヤクルト優勝おめでとう。これまで応援し続けてきた甲斐がありました。昨夜は興奮してなかなか眠れませんでした。

2021年11月17日水曜日

レタスがヨトウムシの食害に!大変なことに!

 レタスが順調に大きくなっていたのですが、葉が所々食害にあっているのが見つかったと思ったら、あっという間にボロボロになってしまいました。葉には黒緑の糞が沢山付いています。

根元を掘ると、黒い芋虫のような虫が次々に出てきます。ヨトウムシです。噂には聞いていた害虫ですが、まさか私のレタスが被害に遭うとは思いませんでした。


調べてみると、ヨトウガという蛾の幼虫で、昼間は土の中に潜っていて、夜になると地面に出てきて葉や茎を食べ尽くすのです。大変な大食漢で一晩で畑を全滅させることもあるそうです。

毎朝、レタスの茎の周りの土を掘り返してみるのですが、毎回2~3匹は見つかります。何しろ土の中に居るものですから、すぐに見つかるわけではありません。土を張りかえすと根も傷むし、大変厄介な害虫です。

ネットで調べて、米糠のトラップ(罠)を仕掛けてみましたが、効果がありません。出来るだけ無農薬で栽培したいのですが、こうなればそんなことを言っておれません。「ネキリベイト」という農薬が有効と言う事なので、試してみたいと思っています。


取りあえず、食害に有ったレタスは諦めて、2度目を種蒔きして苗を育てています。







2021年11月15日月曜日

多井畑ふれあい祭と田園をウオーキング

 昨日、多井畑ふれあい祭が幼稚園跡地で開催されました。


多井畑という集落は謡曲「松風」にも出てくる由緒ある集落です。在原行平が光孝天皇の怒りに触れ、須磨に流された時のことです。須磨の海岸で汐汲みをする多井畑村の村長の娘「もしほ」と「こふじ」の姉妹を見つけ、「松風」と「村雨」という名を与えて寵愛したというのです。


3年の月日を経て許されて都へ帰ることになった行平は、烏帽子と衣を松の木に掛けて旅立ったのです。それを見た姉妹は別れを悲しみ、嘆き悲しんだというのです。


今でも集落でいろんな取り組みをされています。厄神を中心とした地域の方々の結束が固いのです。私は隣にできたニュータウンに住んでいますが、アグリとの散歩でよく集落を歩きます。由緒のある街です。

高校のチアリーダーのパフォーマンスやゲーム、バザー、野菜市などがあり村人たちだけでなく、周辺の地域の者も楽しめる催しでした。


立派な大根、里芋、生姜を買いました。大根の葉は炒めて、また菜飯にして頂きました。里芋は煮っ転がしにしました。とても美味しく新鮮で店で買うものとは全く別物です。

ふれあい祭で買った野菜

その後、土地の人に教えてもらって、NTの桃山台まで歩いてみました。竹藪や畑の中の里道を通って、何度か道を間違えましたが、何とか目指す地点までたどり着きました。一度行ってみたかったルートです。アグリも懸命に歩きました。


途中には野菜の無人販売所がありました。神戸のNTの近くでは珍しいです。さつま芋が売られていました。

無人の販売所






都市計画道路の須磨ー多聞線が一向に進展しないのも解るような気がします。こんな素朴な田園風景をコンクリートの道路に変えてしまうのですから、地元の人が土地を売り渡さない気持ちも理解できます。


近くでもまだ知らない所が沢山あります。気になっていたルートも開発し、天気に恵まれた楽しい半日でした。






2021年11月3日水曜日

イチジクのジャムを作りました

 先日「六甲のめぐみ」に行った際、イチジクが箱に入って売られていました。旬を超えているので割れたり、皮がめくれたりしていました。見栄えは良くないですが、食べるのには何ら差し支えありません。

さすがに一箱は食べられないので、半分をジャムにすることにしました。イチジクジャムは以前からよく作っていました。上品な味で、私の好みのジャムです。


出荷農家の方が、ジャムにするなら皮をつけたまま作ると綺麗な赤色になるよと教えてくれました。我家では以前は皮を剥いて作っていました。完熟したイチジクはヌルヌルして、皮を剥くのが一苦労でしたので、これは有難い。


早速家内が作ってみました。砂糖で煮て、味を調えるのに白ワインやレモン汁を入れるのだそうです。


出来上がってビックリ!綺麗なピンクのジャムになっています。以前のジャムは灰色がかった色で、美味しいのですが、見た目がいまいちでした。


食べてみると、イチゴジャムのような味です。美味しい!これは売り物になります。


これならたくさん作って、ご近所にもお裾分けしたらといったのですが、イチジクジャムは独特のくせがあるので、万人向きでないというのです。そんなことないと思うのですが…。



2021年11月1日月曜日

農業公園、コスモス満開でした

六甲のめぐみに野菜、お米を買いに行ったついでに 、隣にある農業公園へ行ってきました。

ワインの原料になる葡萄はすっかり終わっていましたが、コスモスが満開でした。広い公園で気持ちが良いので、綺麗な花に囲まれて記念写真。テーブルでコロッケを食べているとアグリがすり寄って来て、半分くらいはアグリの口に。

陶芸館、展望台、古民家などを巡り、帰ろうとすると、スタスタとワイン城の中へ入っていくのです。以前来た時に、ソフトクリームを買って食べさせたことがあるのを覚えていたのでしょう。


仕方がない。また、ソフトクリームを食べさせてやりました。大きな舌を出して美味しそうに食べます。私達人間はいろんな美味しいものを食べますが、犬はフードだけでは可哀そうです。甘いと言われるかもしれませんが、私達の食べ物をつい与えてしまいます。


神戸は近くに田園地帯があり、都会の雑踏から逃げることが出来ます。気持ちの良い郊外に出かけて英気を養えます。


楽しい半日でした。








2021年10月31日日曜日

今日は投票日、選挙に行きましょう

 今日は衆議院選挙と国民審査、神戸市長選の投票日です。


今回の選挙は選挙公報が配布されませんでした。私は選挙の際は、候補者、政党の主張されていることを事前に広報で比較検討して投票するようにしています。選挙カーが巡回してきて街頭演説をしていますが、ほとんどの場合あまり耳に残りません。


どうしたのかと投票所で責任者に尋ねてみると、同じようなことを尋ねられた人が何人もおられたとか。多井畑地区全体が配布されていなかったようです。


後刻、区役所の選挙担当係長さんから電話があり、業者に依頼していたのだが配布が無かったことを詫びられ、業者に連絡して後日配布しますとのこと。投票が済んでから配布してもらっても意味が無いと言ったのですが、配布する契約になっているからとのこと。


投票していてもう一つ疑問に思ったのが、比例代表の記入の仕方でした。ほとんどの投票者は略称で記入すると思いますが、立憲民主党と国民民主党の略称が同じ「民主党」なのです。何かの間違いかと思い尋ねると、略称は政党が届け出るもので、選挙管理委員会ではそのまま使うしかないというのです。


投票所の責任者に聞くと配分は1/2づつに按分されるとのこと。それが嫌なら、正式な政党名を書いてくださいとのこと。これはおかしい。それなら泡沫政党が「自民党」と届け出て、自由民主党と票を按分されればかなりの当選者を出すことが出来ます。管理委員会としては、しっかり区別できるような略称を使うよう指導すべきです。


帰って調べてみると、配分は1/2づつに按分されるのではなく、それぞれの党の有効投票数に応じて按分されると言う事です。納得しましたが、分かりにくい事には違いありません。また、投票所の責任者もしっかり勉強して応えるべきです。


今回の投票は、腑に落ちない気分でした。小選挙区比例代表制も見直すべき時期に来ていると思います。何はともあれ、皆さん投票に行きましょう。民意を示すべきです。


今朝の朝食は昨日焼き上げたパンです。夏の暑い時期はパンを焼く気にならないのですが、これからはいろんなパンを焼いてみようと思います。あまりレパートリーは多くないのですが…。


2021年10月28日木曜日

庭木の剪定作業

 庭のコブシ、木蓮、ウバメガシが伸び放題に伸びています。夏には日陰を作り、緑のカーテンを作ってくれました。


これから落ち葉の季節です。冬には葉が落ちて日光を入れてくれる自然の営みは、驚くべきものです。しかし、落ち葉がご近所に迷惑になります。また、枝がまっすぐに伸びてとんでもない高さまで至っています。


街路樹の剪定が始まっています。こんなに切って良いのかと思うぐらい切り詰めています。その方が樹木の成長に良いのでしょう。それに見合って我が家の庭木も切り詰めました。


何分素人なので、どの枝が不要なのか判りません。とりあえず、下向きに伸びている枝、混み合って伸びている枝を切り落としました。「切り過ぎたかな」と思うぐらい切りました。それでも街路樹の剪定と比べると不足です。


素人がするんだから、玄人の様に上手には出来ません。それでも、半日かけて何とか切り終えました。家内にも手伝ってもらって、やっとこさです。いつまで出来ることやら。


その後が大変です。枝を集めてクリーンセンターへ持ち込みます。以前は小さく切り詰めて可燃ごみに出していましたが、大変な作業でした。剪定した枝をそのまま持ち込めるのは大変ありがたいことです。作業が1/3になりました。


庭がスッキリしました。これで蚊がいなくなったらバーベキューでもすれば楽しいのですが。寒くなってそれどころではないかも。

2021年10月25日月曜日

娘の家族と芋掘り

一 昨日、娘の家族と神出の小束野農園へ芋掘りに行ってきました。昨年までは老ノ口農園へ行っていましたが、今年は農園を換えてみました。芋の種類が違うので、比較したかったのです。

老ノ口農園は「紅はるか」という品種で、小束野農園は「クイックスイート」という品種です。さつま芋は掘ってから一週間ほど干さないと甘みが出ないのですが、クイックスイートは掘ってすぐに食べても美味しいのだそうです。


土が固くてスコップで掘るのは大変です。芋を傷つけないようにゆっくりと掘ってゆきます。今年の畑は芋の数が少ない! 品種のせいでしょうか? 新しい品種はまだ開発途上で安定してないのかもしれません。


この農園には鹿と仔牛が飼われていて、子供達の人気者です。また、焼き芋や揚げ芋も売られていて、来園者を楽しませる工夫がされていました。園主産も色々と努力されているのです。


娘は芋掘りはそっちのけで、孫たちの写真を撮るのに必死でした。それというのも、一昨年、昨年と芋掘り写真コンテストで入賞し、もねがポスターやチラシに載ったのです。今年も三年連続受賞を狙っています。

芋掘りの後、農園で家内が作って持って行ったおにぎり弁当を食べました。野外で食べるのは数年前の花見以来です。コロナ禍で野外での楽しみは自粛していたので、久し振りです。


最近は感染者数も減少し、緊急事態宣言も解除されたので、旅行や外食を楽しむ人も増えるでしょう。第6波が来ないように、慎重に用心しながら行動範囲を広げてゆくことが肝心です。








2021年10月21日木曜日

第18回ショパン国際ピアノコンクール2021の結果発表

 10月に入ってからショパンコンクールの本大会が開催されていました。その間、家内は反田さんの大ファンである姉とラインで連絡を取り合いながら、大会の進行をずっと見守っていました。


大会はポーランドのワルシャワで行われており、日本では時差の関係で昼夜逆転します。ライブでは日本の夜から始まり、翌日の明け方までです。その間頑張ってライブを聴いたり、録音を聴いたりしてショパン漬けの毎日でした。


結果が今朝発表され、反田恭平さんが2位、小林愛美さんが4位入賞という素晴らしいものでした。家内は反田さんが優勝するのではと期待していましたが。

◆最終結果

第1位 Bruce(Xiaoyu) Liu ブルース・リウ(カナダ、24歳)
第2位 反田恭平(日本、27歳)
第2位 Alexander Gadjiev アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロヴェニア、26歳)
第3位 Martin Garcia Garcia マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン、24歳)
第4位 小林愛実(日本、26歳)
第4位 Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド、24歳)
第5位 Leonora Armellini レオノーラ・アルメリーニ(イタリア、29歳)
第6位 J J Jun Li Bui ジェイ・ジェイ・ジュン・リ・ブイ(カナダ、17歳)

入選
Eva Gevorgyan エヴァ・ゲヴォルギヤン(ロシア/アルメニア、17歳)
Hyuk Lee イ・ヒョク(韓国、21歳)
Kamil Pacholec カミル・パホレツ(ポーランド、22歳)
Hao Rao ハオ・ラオ(中国、17歳)

マズルカ賞  Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド)
コンチェルト賞 Martin Garcia Garcia マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
ソナタ賞 Alexander Gadjiev アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロヴェニア)

ポーランドから配信される音楽を聴くのに重宝したのが、私が家内のために買ったヘッドホンとポータブルスピーカーです。スマホとbluetoothで接続します。FM放送などでは配信されませんが、スマホでは聴くことが出来ます。

ヘッドホンは集中して聴くことが出来、細かな表現も解ります。しかし他の音が聞こえないので不便なこともあります。

Boseのポータブルスピーカーは他の仕事をしながらでもショパンを楽しめます。音もそれなりに良いので、気楽に楽しめます。

しかし、オーディオのスピーカーとは比べ物になりません。オーディオに接続できる装置がありそうなものですが、まだ見つけていません。おそらく探せば見つかると思うのですが…。熱が過ぎれば不要なものですが…。

家内は頭の中でショパンが鳴り続けていると言います。しばらくはショパンコンクールロスになりそうです。

2021年10月17日日曜日

中国マジック 「変面」

 昨日と今日、名谷駅前広場で「ロハスパーク神戸西」というイベントが開催されました。健康と環境保護を重視したロハスパーク実行委員会が主催したイベントです。





手作りの品物が販売されるテントが沢山並んでいました。又パフォーマンスショーも開催され、その中で「変面」という中国マジックがありました。顔のマスクが一瞬で次々と変化するのです。


私は以前、敬老会で変面ショーを見てこれは面白いと感激し、是非もう一度見たいと思っていたので、最前列で見ました。


昨日も「変面」ショウを見たのですが、どのようにしてマスクが変わるのか全く判りませんでした。そこで何とかその仕組みを知りたいと思って、今日も見に行きました。


私は手品を見るのが好きなのです。手品はタネも仕掛けもあります。純粋に驚いて楽しめば良いのですが、へそ曲がりなのでタネと仕掛けを見つけようと必死で見ます。しかし変面の仕組みを見つけることは出来ませんでした。十分楽しめました。それで良いのです。


調べてみると中国四川省の伝統芸能で、その仕掛けは国家機密と言う事です。しかし、今では日本人でもその技を習得して「変面師」として活躍されている方もいます。


理屈はともかく、面白いマジック、いや伝統芸能です。中国の文化を感じます。



昨日は娘家族も一緒で、パフォーマンス中、娘が変面師やまちに、ちょっとしたお手伝いを頼まれる一幕も。そのお礼にとミニーちゃんのバルーンをプレゼントされ、変面を怖がっていた孫のもねも大喜び。




広場では子供の乗馬体験もあり、もねは白いポニーに跨り嬉しそうでした。

2021年10月12日火曜日

アグリ5才誕生日

 10月9日はアグリの5才の誕生日です。ムサシを亡くして1年半、こんな辛い思いは2度としたくないと思っていたのですが、ムサシとの楽しい日々が忘れられず、家族の反対を押し切って迎えたのがアグリでした。


明石の赤根川辰巳荘へ迎えに行き、小さな籠に花梨の枝とシャツの切れ端を入れてもらって一緒に我が家に着きました。幼いのに母親と離されて、私は惨いことをしているのではないかという気もありましたが、人見知りもせず、元気に走り回っているのを見て安心しました。


あれから5年、アグリも大きくなりました。朝夕の散歩が日課です。我家の家人には懐いて可愛いのですが、他人が手を出したり声を掛けたりすると「ガオー」と吠えます。家人にしか懐かないのです。


フードはきちんと与えているのですが、私達が何か食べていると寄ってきて「寄こせ」とせがみます。つぶらな瞳で見つめられると、つい与えてしまいます。寝るのも一緒の布団で寝ます。足もとで横になって寝ているので、家内は足を延ばせなくて困っています。




こんなに甘やかしているといけないのは解かっているのですが、もう遅すぎます。アグリが居てくれるから「元気でいなくては」という気持ちになって頑張れるのです。アグリは夫婦の鎹です。


いつまでも一緒にいることは出来ませんが、出来るだけ長く一緒にいたいと心から願っています。