2020年12月11日金曜日

懐かしい干し柿

先日ご近所から干し柿を頂きました。毎年今頃になると届けてくださいます。私が柿が好きなのをご存知なのです。


私が幼かった頃、田舎では冬になると軒下に干し柿が沢山ぶら下がっていました。その頃は吊るし柿と呼んでいました。今のように甘いお菓子が豊富にある時代ではなかったのです。吊るし柿は貴重な甘味でした。


 懐かしくて友清で吊るし用の渋柿を買って干してみたことがありますが、時期が早すぎたのか、気温が高かったのか、干し上がる前にかびてしまいました。寒風が吹く寒い地域でないと上手く干せないようです。


 この吊るし柿は、岐阜から送られてきたものをお裾分けしてもらったのです。上手く干してあります。私はもう少し干したのが好きなので、紐に結んでデッキに吊るしました。2~3週間もすると柿に白い粉が吹いてきます。その頃が一番おいしいと思うのです。


 そのまま食べても美味しいのですが、我家では種を除いて細く切ってサラダに入れています。朝食のサラダは我家の定番です。今は生の柿を入れていますが、そろそろ尽きてきます。吊るし柿は日持ちがするので非常に重宝しています。

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