2016年3月30日水曜日

いかなごの釘煮

今年はいかなご漁が3月7日に解禁になったのですが、1㎏ 2,800円ととてつもない価格だったので諦めました。その後も価格はなかなか下がらず、今年はもう炊けないと思っていました。



毎年の風物詩が途絶えるのは寂しいものです。魚屋に電話すると思いのほか値下がりしています。早速買ってきました。解禁日から20日以上も経っているので、結構大きくなっていましたが、価格は1/4でした。



釘煮を炊きだした当初はいろんなお店の炊き方を試して失敗作も多かったのですが、今ではレシピも固まり、上手に炊くことが出来ます。



釘煮コンテストというのがあって、入賞者のレシピを見ても、基本的には醤油、砂糖、味醂、酒で煮詰めるのですが、その分量も様々です。また、水あめや飴を加えたり、山椒やレモンの皮を加えるというのもあります。要するに自分の好みの味に炊けばよく、これでなければと言うのはないのです。



釘煮を炊く頃は雛人形が出ていて、臭いがつかないように気を付けるのですが、今年はとっくにしまってしまいました。その代りに体中釘煮の臭いが染みついてしまって、かたずけ終わると早々に明石の龍の湯に出かけ洗い流してきました。

やはり、毎年していたことをしないと気持ちが悪いものです。ああ、すっきりした。


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