2016年5月20日金曜日

野イチゴのジャム

昨日天気が良いので、久しぶりに須磨アルプスを板宿まで歩きました。



何度も歩いている道なのですが、木々が伸びて以前の様子と違っています。足もとの笹も背丈が伸びて周りの雰囲気が様変わりしています。うっかり道を間違えそうになりました。




この路を歩くのは気になっていることがあったからです。4月初めに歩いた時に野イチゴの花が一面に咲いていました。これが実を付けたら野イチゴがいっぱい採れると期待していたのです。



目当ての場所に行くと、赤い実がいっぱいついています。茂みの中に入って一つ一つ丁寧に摘み取りました。イチゴを摘んでいると、通りかかった人が「それは蛇イチゴじゃないのか」、「蛇イチゴは食べられないよ」と言います。



子供の頃、蛇イチゴという名を聞いたことがあります。あまり良い印象がありません。でも、このイチゴは野イチゴで、子供の頃食べたことがあります。家内も心配になって「もう止めとこう」と言い出します。雑言に耳を貸さず採り続けました。袋いっぱいになりました。



板宿へ降りてきて、いつもの店でコーヒーとハンバーグで一息つきました。高校生で賑わっていました。こんな時間に街をうろうろしているとは、クラブ活動はしないのだろうかとよけいなことを考えながら暑い中を家まで歩きました。


早速家内がジャムにしました。ベリーのいい香りです。水気が多くて甘みが少ないので、さらさらしたジャムですが、普通のイチゴジャムとは一味違った野趣に富んだジャムの出来上がりです。


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