2020年4月23日木曜日

文太郎道から須磨アルプスへ

六甲全山縦走の西端、栂尾山~横尾山~東山を須磨アルプスと呼びます。よく歩いた道ですが、栂尾山に登るのは400段のピラミッド階段を登るのがふつうです。縦走路としても指定されています。




須磨アルプスにはいろんな枝分かれがあって、人工的な階段はなるべく避けて登っていました。今日はアグリとの散歩に、以前から気になっていた「文太郎道」を登ってみることにしました。孤高の登山家、加藤文太郎が開発したという経路です。加藤文太郎については新田次郎の「孤高の人」に描かれています。






高倉台団地から陸橋を渡ってすぐを右折します。ビンカの咲く小道に分け入って進むと、ひっそりとした山道に入ります。岩肌が露出した道で、結構急です。所々にロープが張ってあり足場が悪く高度感もあり、家内は怖がっています。こんな険しい山もアグリは勇敢にどんどん進みます。野性の本能が騒ぐのでしょう、山の中では元気です。




栂尾山を経て横尾山に進みます。緊急事態宣言後は住宅地では散歩をする人が増えたのを実感しますが、山の中は静かです。土日以外は。



横尾山~東山に須磨アルプスの難所、馬の背があります。岩が露出し、風化して道幅が狭まり尖っています。しかし、アグリは怖がりもせず楽々と歩きます。立派なものです。





須磨アルプスの終わりは東山です。ここから板宿に出るルートもあり、よく歩いたものです。今頃は野イチゴの花がいっぱい咲いています。以前、野イチゴの実を摘んでジャムを作ったことがあります。






今日は、東山から妙法寺方面に下ります。横尾団地に降り、ここで縦走路から離れ、いつもの散歩道に戻りました。沢山のウオーキングの人とすれ違います。確かに増えています。




途中のスーパーで食材の買い物を済ませ、我が家へ帰り着きました。3時間30分の朝の気持ち良い散歩でした。お疲れ様!







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