2007年10月27日土曜日

東京タワー


映画「東京タワー」を見てきました。懐かしい風景が随所に描かれ、現在と過去が交差しながら物語が進んでゆきます。息子のために骨身を惜しまず働く母、そんな母を思いながらも堕落した生活を続けるボク、それでもオカンを労わる気持ちは伝わってきます。若く元気だった母が歳を重ねるに従って老いてゆき、末期がんで亡くなるまでのオカンとボクの交流を、勝手なオトンと東京タワーを背景に描いていきます。特に山場があるわけでなく淡々と流れていきますが、見終わるとほのぼのとした気持ちにさせてくれる映画でした。
それはさておき、この映画を見ると抗がん剤治療はコリゴリです。私の場合は無駄な延命治療はせず自然に任せてほしいと思っています。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

小説を読んでいたので映画も興味を持ってみることが出来ました。オダギリジョーの表情が素敵でした。希樹樹林は達者な役者だと思います。